リストラ後の再就職・転職のポイント

リストラ後の再就職・転職のポイント

リストラ後の再就職・転職のポイント

リストラとは、組織再構築の意味とされていますが、私たち労働者の立場からすれば「解雇(クビ)」と同じ意味合いを持っており、決して他人事ではありません。

中小零細企業に勤めている人にとってはもちろんのこと、大企業で働いている人にとっても、定年退職するその日まで、いつリストラされてもおかしくないと考えておいた方が良いでしょう。

この記事を書いている前日にも、日本を代表する大企業の東芝が、半導体事業のリストラに着手すると発表したばかりです。

リストラ後の再就職・転職のポイント結論から言うと、リストラ後の再就職・転職がうまくいくかどうかは、

  • 今現在の年齢
  • 年齢に即したキャリアを身に着けているか
  • 転職エージェントを可能な限り活用できるか

に大きくかかってきます。

もちろん、リストラされた今の年齢が20代や30代など若い方が再就職に有利ですし、求人企業が欲しがる「即戦力」になれるキャリアが身についているかどうかが重要なポイントになるでしょう。

そして、みなさんのキャリアや強みを活かせる求人企業を探し、面接対策など転職活動全般について戦略的に考えサポートしてくれる転職エージェントの存在も不可欠になってきます。

リストラ後の第一歩はキャリアの棚卸しからスタート

確かに、日本中リストラのニュースを聞かない日がないといっていいぐらい、リストラは身近なものとなってしまいました。

自分は大手企業に入社したから安泰だとか、淡い期待は今すぐ捨てておいた方が良いです。

終身雇用を期待して、何も考えず社会人生活を送って言うと、いざリストラされたときに、自分のキャリアがいかに転職市場で使い物にならないかに愕然とすることになりかねません。

誰もがリストラなんてされたくないですが、いざクビを切られたときに、他の企業から欲しがられるような人材になるように、日々自身のキャリアと向き合っておいた方が良いです。

実際に自分がリストラの対象となると、動揺しない人なんていないでしょう。

リストラされた本人だけでなく、妻や子供にとっても気持ちは同じで、リストラされてこれから正念場を迎える家族も出てくるでしょう。

そして、大企業であればあるほど、勤務年数が多ければ多いほど、年齢が高ければ高いほど、そして愛社精神があればあるほど、心は激しく乱れると思います。

ですが、落ち込んでいる暇はありません。

リストラされたのであれば、早めに次のステップを踏み出す必要があります。

まずは転職エージェントに登録し、これまでのキャリアの棚卸しから始めましょう。

そして、自分にはどのような企業でどのような働き方が最も適しているのか、プロのキャリアコンサルタントと一緒に話し合いながら、転職先を決めていくのがはじめの一歩になってくると思います。

たしかに年齢が高くなるにつれて転職は難しくなってくるのは事実です。
ただし、年相応のキャリアを積んでいる人は、即戦力を欲しがっている企業に転職していますので、まずは転職エージェントを使って転職できるかどうかを探ってみてください。

転職エージェントを使っても転職できない場合は、転職サイトを使って転職先を探すことになりますが、ハローワークを使った転職は、給与など待遇面で求人企業の質があまり高くないため、最終手段としてとっておいた方が良いです。

最近どのような企業がリストラしているの?

最近リストラした企業の大手にはどのような企業があるのでしょうか。

「大手」と限定したのは、中小零細企業のリストラなど本当に日常茶飯事なので、ニュースにすらならないからです。

大手のリストラのニュースで記憶に新しいところだと、「ルネサスエレクトロニクス」「シャープ」「ソニー」「パナソニック」「東芝」「日本IBM」「日本電気(NEC)」「横河電機」「リコー」「パイオニア」「ノバルティス」「日立」「三洋電機」など、日本を代表するトップの優良企業の名前があがります。

つまり、自分がはじめに入社した企業に愛社精神をもって定年退職できれば幸せですが、もしリストラされたときのために、日々キャリアを磨くことが何よりも大事になってくることは間違いないと思います。

サブコンテンツ

このページの先頭へ