子供から会社を辞めたいと言われた時、親がすべき3つのこと

子供から会社を辞めたいと言われた時、親がすべき3つのこと

子供から会社を辞めたいと言われた時、親がすべき3つのこと

子供から会社を辞めたいと言われた時、親がすべき3つのこととは?
ある日我が子から「会社辞めようと思ってるんだけど」と相談されたら、親として何と声をかけますか?

「石の上にも三年」という古くからのことわざを引用して、「入ったばかりなんだし、もう少し頑張ってみたら?」と説得しますか?

それとも、「自分で選んで入った会社なのに、辞めたいだなんてがっかりだよ」と頭ごなしに叱りますか?

残念ながら、どちらもあまりいい対応とは言えません。

子供から「会社辞めたい系」の相談は、どこかのタイミングでどこのご家庭にでも間違いなく起こりうることなので、今回は「子供から会社を辞めたいと言われたら親はどんな対応をすればいいのか」というテーマについて3つほどポイントを書いてみたいと思います。

1.まずは相談してくれた子供を褒めましょう

まず、相談内容の本題に入る前に、会社を辞める相談を自分たちにしてくれたお子さんに対して、感謝の気持ちを伝えましょう。

よく相談してくれたね。ありがとう。
と、相談してきた我が子にまっさきに伝えることが大事です。

そうすることにより、子供が相談しやすくなる雰囲気を作ることができます。

相談しようと話題を切り出しても、聞く耳を持たず頭越しに怒鳴られたら、相談を続ける気にもなりません。

そもそも、20歳を超えたら成人した大人ですので、自分の進むべき道は自分独りで決めるべきことです。

選択した結果責任は、誰でもない自分自身で取るしかないのですから。

そんな中、自分の気持ちを両親にもわかってもらいたいと、「会社を辞めようと思っている」と相談してくれたわけですから、動揺した気持ちを抑えて、まずは「おお、よく相談してくれたね、ありがとう。」という返しからスタートさせるのが良い切り出し方だと思います。

2.なぜ辞めたいのか理由にしっかり耳を傾けましょう

相談しやすい空気を作った後は、しっかり息子や娘が会社を辞めたいと思った理由に耳を傾けます。

ここで大事なことはとしては、

  • 1つには、なぜ会社を辞めたいと思ったのか理解すること
  • 2つには、自分たちの時代の価値観を押し付けないこと
  • 3つには、ちゃんと聞く耳を持っているということを子供に知ってもらうため

これらの3点が子供からの退職に関する悩み相談を聞く際のポイントになります。

真剣に相談してきているのですから、こちらも真剣に子供の相談内容に耳を傾けるということです。

現状を理解しないとアドバイスなんてできるわけがない

当然のことながら、子供が今おかれている状況を正しく認識しないことには、正しいアドバイスなんてできるはずもありません。

最初から反対することありきであれば、今後子供から会社で会ったことについての相談なんてされることはなくなるでしょう。

まずは、子供と目線の高さを同じにして、今どのような状況に子供がおかれていて、どうして会社を辞めたいと思ったのか、その理由を把握することがはじめの一歩になります。

自分達の古い価値観の押し売りは全く意味がない

そして、もっとも大事なことになりますが、自分たちの時代のいわゆる昔の価値観を子供に押し付けないでください。

今の時代は、昔の高度経済成長時代の終身雇用が当たり魔だった時代とは全く異なるからです。

私はこれまで20年近くのサラリーマン経験があり、転職も何回か経験していますが、今の世の中、終身雇用を前提で働くと手痛いしっぺ返しをくらうことになります。

大企業でも経営不安を感じたら、すぐにリストラしてきますし、倒産のリスクが高くなった会社にしがみ続けることは、サラリーマンとしての死を意味します。

例えば、20代の若くて即戦力の人材は転職市場でも求人企業から引く手あまたですが、今まで転職に何の備えもしてこなかった人が、それこそ40代でいきなり転職活動を開始しても現実問題本当に難しい現実が待ち構えています。

本当に生きにくい時代で、年取ってから職を失うと、それこそどこの会社にも拾ってもらえず路頭に迷ってしまう可能性が高くなります。

そうなるとホームレス生活も現実身を帯びてくるため、何歳になっても、多くの会社から必要とされる人材になるために、賢い人ほど「どんな会社で働くか」よりも「希少な人材に育つためにどこで働くか」を重視して職場を選んでいるのです。

状況に合わせて、自分の立ち位置を調整して能力こそ、先行きの不透明な中働いている今のサラリーマンに一番求められる処世術なのです。

そういう空気を現場で一番敏感に察知している我が子が、転職が最良の選択肢だというのであれば、そう思う根拠があるはずですので、自分の時代の価値観を押し付けることなく、自分が今現在同じ立場に身を置いているのであればどうするかを、子供の立場に立って考えるのがもっとも大事なことだと思います。

聞く耳を持たないと、信頼関係なんてなりたちません

そして、結論ありきで話を聞かないことも絶対にすべきでないNG行為になります。

いくら今の時代の話はよく分からないといっても、最初から話を聞かずに、「ダメだ。会社からクビにされるまでは会社を辞めるな」と繰り返してしまうと、今後仕事に関する話は二度としてこないと思います。

子供だって、「仕事辞めて転職したい」という相談をする前に、いろいろと仮説を立てて考えているものです。

  • 全く土地勘のない話になるけど、果たして理解してもらえるのだろうか
  • 話を聞こうともせず、大声で感情的に反対しかしなかったらどうしよう

そして、その危惧していたことが現実になってしまっては、「やっぱこの人達に仕事の相談しても無駄だな」と、見切りをつけられてしまい、今後仕事の相談をされることはなくなってくると思います。

だれでもそうですが、聞く耳を持たないと、信頼関係なんてなりたちませんので、ちゃんと身を乗り出して、子供の相談を聞く姿勢を見せることもとても大事になってきます。

3.最後には子供の背中を押しましょう

そして、子供からの「会社辞めたい」などの相談に対して、アドバイスを送る段階での注意点です。

実は、親から我が子にできる仕事上のアドバイスなんてそれほどありません。

正しい仕事に関するアドバイスなんて、現在同じ土俵で戦っている先輩や同僚の方が当然ながら詳しいので、正しいアドバイスについては、最初からそっちの方に求めていると思います。

そんなこと、子供側もよくわかっているので、正しい答えを求めるために、会社を辞める相談などをしているわけではないのです。

それでは何を両親に求めているかというと、それは「安心」なんですね。

親から「お前の気持ちはよくわかった。お前の思った通りやりなさい」と背中を押してもらえることが、子供にとってどれだけ安心でありがたいことなのかということです。

つまり、子供の相談を聞き、子供が考えている決断を聞いたうえで、どう考えても間違えているという決断でなければ、「お前の思う通りやりなさい」と背中を押してあげることが、子供にとっての安心と、次へ進む希望につながるということです。

そして、絶対やってはいけないこととして、子供を決して追い込まないとうことを覚えておいてください。

たとえば、「こんな会社で働き続けるぐらいなら死んだ方がマシだ」といったように、現実問題として、前向きな転職だけでなく、後ろ向きな転職だっていっぱいあります。

でも、それでいいんです。

最後に勝ち残ることが、サラリーマンにとって一番大事なことなのですから。

そんな精神状態で働き続けてると、そのうち精神(メンタル)を病んでしまいますし、ストレスが自分の中で限界を超えて過労死、自殺に追い込まれてしまう人も現実にいます。

学校のいじめの問題にも似ていますが、子供にとって親というのは最後に弱音を吐いて甘えることができる、唯一の相手だと思います。

それは何歳になっても、変わるものではありません。

ここまで、子供から会社を辞めたいと言われた時、親がすべき3つのことということで書いてみました。

実際20年働いてきて、人生万事塞翁が馬というのは本当だなと感じています。

いいこともあり、悪いこともある。

でもそれは、元気な身体と精神があってこそです。

基本的には、子供がよく考えて出した結論に対して、優しく背中を押してあげるという対応がより良い対応なのではないかと考えています。

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