【上場するぞ】が口癖の会社は今すぐ辞めよう!上場ゴールは社長を儲けさせるだけです

【上場するぞ】が口癖の会社は今すぐ辞めよう!上場ゴールは社長を儲けさせるだけです

【上場するぞ】が口癖の会社は今すぐ辞めよう!上場ゴールは社長を儲けさせるだけです

上場するぞ!が口癖の会社は今すぐ辞めよう!「うちは今年にでも絶対上場するぞ!」

このように社長の口癖が「我が社のIPO(新規株式公開)」となってしまっている会社は、従業員にとって要注意です。

  • 上場したらお前らにも株式を持たせてやる
  • ストックオプションで好きなものを買え

この手の社長は、このように従業員のモチベーションとして褒美をちらつかせたりします。

まあよくある手なので、賢い従業員はこんなニンジンぶら下げられても、冷めた目で哀れな経営者を見つめ返すだけです。

今回は結論から言いますが、同じ事業をしていても、上場後の自らの利益のことばかり考えてる会社よりも、自分の身の丈に合った成長を地道に続けている会社の方が、従業員ははるかに幸せです。

「今の会社の社長、口では従業員の幸せとかきれいごと言ってるけど、結局自分のことしか考えてないんだよな」

って実感がある人は、転職できない年齢になって後悔するよりも、早めにそんな会社辞めたほうが良いです。

※参考記事:転職活動で活用すべき、おすすめ転職エージェント【3選】

あまり従業員を舐めないで欲しいですよね。

1.上場する価値のない会社が上場してはいけない

大前提として、上場する価値のない会社が、私利私欲のために上場しては絶対にいけません。

なぜなら、投資家からお金を出資してもらうということは、ビジネスを通してそのお金を増やして利益を還元する必要があるからです。

それが出来なければ、投資家は損してしまうことになるため、そもそも上場すべきではないのです。

にもかかわらず、上場ゴールを目標にしている経営者は、投資家から出資してもらったお金は自分のお金だと勘違いしている節が見受けられます。

もし、みなさんの会社の社長が、「上場するぞ!」が口癖の社長さんでしたら、ためしに「社長、上場したあとはどんな事業展開する予定ですか?」って聞いてみてください。

上場のことだけを考えている社長は、上場後のプランを大して考えていませんので、言葉に詰まると思います。

「俺は上場までは頑張るから、上場後はお前らが好きにすればいいよ」

そんなことを言う社長がいれば、「上場後の責任を自ら放棄する」ことになるので、本当に恥ずかしすぎる社長だと思います。

上場後、自分は大量に持っていた自社株で大儲けして、その後のビジネスの責任は部下に任せるという、とんでもない経営者だと思います。

みなさんはこんな自分のことしか考えてないみじめな社長について行ってはダメです。

こんなみっともない社長を漢にしてあげる必要はないのはいうまでもありません。

2.上場ゴールはオーナー社長が大きく儲けるための手段

上場する価値のない会社が、上場を目指すのは、ほぼ「上場ゴール」を夢見ているにほかなりません。

そもそも上場する目的は、上場により調達した資金を元にさらなる事業成長を目指すための手段だったはずです。

ですが、最近の自称ベンチャー企業は、その「手段」だったのはずの上場がゴールになっている場合が多く、自社株を大量に持つオーナー経営者の金儲けの手段と化してしまっているのです。

なんで、赤の他人である社長を金持ちにするために、身を削って働かなければならないのでしょうか。

そんな自分が金持ちになることばかり考えるような、利己的な社長の元で働くよりも、地に足のついた経営をする社長の元で働きたいですよね。

社長を金持ちにするメリットは従業員には何一つないとうことを、利己的な経営者は自覚すべきだと思います。

3.見栄や自尊心で上場を目指す社長に気を付けよう

確かに、上場した社長は周りから尊敬のまなざしで見られることも多いです。

それは「最年少上場社長の」というような肩書がつくことからも見て取れます。

しかし、それは上場する価値のある会社が上場して、その社長がたまたま最年少記録を打ち破ったというだけの話です。

もし、上場する価値がこれっぽっちもない会社が、運よく上場できたとしても、長続きなんてしませんから、「投資家を裏切った史上最低レベルの社長」という、恥ずかしいレッテルを貼られる可能性の方が高いです。

見栄や自尊心で上場を目指す社長には、ぜひ気を付けていただいて、そんな会社に入社しないように気を付けたいものです。

4.証券取引所は上場審査の一層の強化を要請すべき

そもそも、上場で資金調達したお金の使い道すら明確になっていない経営者が私腹を肥やすために上場してしまうと、困るのは従業員だけではありません。

一番困るのは、成長を信じてその会社の株券を購入した、株主(ステークホルダー)です。

こんなビジョンのない会社が上場したとしても、上場後数か月で業績予想を黒字から赤字へ下方修正したりするのがオチです。

投資家の信頼を損なってしまうことは言うまでもありません。

その結果、投資家の失望を買って、売り浴びせられた結果、株価は急落します。

そしたら、まともな上場企業にも多大な迷惑をかけてしまいます。

誰もができる参入障壁の低いビジネスモデルの会社が上場する価値なんてあるわけないじゃないですか。

上場する器のない会社が、間違って上場することがないよう、証券取引所は上場審査の一層の強化を要請すべきだと強く感じます。

自分の利益のためなら、周りが迷惑をこうむってもなんとも思わないという経営者は、そもそも「社長の器」ではありませんから、今すぐその座から退くべきです。

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