過労死の原因と対策【予備軍急増】

過労死の原因と対策【予備軍急増】

過労死の原因と対策【予備軍急増】

予備軍急増中!!過労死の原因と対策の重要性過労死のニュースが後を絶ちませんが、これは決して他人事ではありません。

  • 休日出勤、徹夜勤務、帰社が終電の毎日
  • 過重労働のストレスで頭が全く働かない
  • 早く帰りたいが、社長自らが帰り辛い雰囲気を意図的に作っている

ブラック企業に勤めている人だと、こういったことが日常茶飯事な人も多いと思いますが、過労死予備軍になっている可能性もあるので注意が必要です。

劣悪な環境で働くのに慣れてしまっている現状があると思いますが、一度自分自身の労働環境を冷静な目で客観的に見つめなおしてください。

「ひょっとして自分は過労死予備軍となっているのでは?」と自覚があるのであれば、その働き方を今すぐに改めましょう。

また、過酷な環境で働いている人はもちろんですが、身近にいる親御さんや知人の方は、本人の日頃と違う言動や無意識に発しているSOSをいち早く気づいてあげて最悪の事態をみんなで防ぐ必要があります。

そんなわけで、過労死の背景にある原因とそれを防ぐ対処法について書いてみることにしました。

疲弊している社員を放置するブラック企業なんてさっさと辞めましょう

過労死というのは、会社から膨大な長時間労働(時間外労働や休日出勤など)を強制された結果、身体を病んで突然死したり、精神を病んで自死に追い込まれたりすることを言います。

正確には、精神を病んだことによる自殺は、過労自殺といいますが、広義の意味ではこうした自死も過労死に含まれます。

もし自分の努力で、過重労働の現状を変えることが出来ないのであれば、転職を考えてください。

死ぬほど辛いのであれば、逃げるのが一番です。

会社は利益を上げることが最大の目的なので、それを犠牲にしてまで労働者である私たちを守ってなどくれません。

私たちは自分の身は自分で守るしかないのです。

過労死しなくても、過労死寸前まで追い込まれて、精神を病んでしまうと、健康な状態に戻すのに非常に長い年月やお金がかかります。

過労死予備軍になる前に、ライフワークバランスがまともな職場に転職することを強くおすすめします。

過重労働に対するストレスの大きさは人によって異なる

もっとも気を付けなければいけないのは、すでに限界を超えているのに、周囲の人に合わせて我慢してしまうこと。

「周りの社員も同じ劣悪な環境で必至に頑張っているのだから、自分ももっと頑張らないと」と自分に言い聞かせて、限界を超えて頑張りすぎていませんか?

会社の多くの社員がこう思いこんでしまうと、ブラック企業の自己中経営者の思うつぼです。

ブラック企業を経営している経営者は、自分が潤うことしか考えていない自己中人間が多いのですが、社員を社畜マシーンにしたいがために、マインドコントロールするんですよね。

よく使う手が、「お客さんのためを考えたら、休日休みたいなんて思えないだろ!」というもの。

「おいおい、お前社長のくせしてアホだな(笑)」
って普通の人間は判断できますが、一度マインドコントロールされてしまうと、十分に会社に貢献しているのにもかかわらず

  • 「自分がもっと頑張らないと、他の社員に迷惑がかかってしまう」
  • 「お客さんのことを考えると、自分みたいな未熟な社員は夜寝てる暇なんてない」
  • 体調不良で会社を休むと、会社に迷惑をかけてしまう

などと、自分を責めてしまうようになるのです。

必要以上に自分を精神的に追い込むのは辞めましょう。

広義の意味での過労死は非常に多い

毎日のように過労死の問題が取りざたされていますが、報道されることで世に知れ渡るものは氷山の一角にすぎません。

過労死予備軍を減らすに、企業は自浄努力すべき

過労死予備軍を減らすには、健康を妨げる要因を一つ一つ取り除くしかありません。

例えば

  • 時間外労働を形だけでなく実質的に減らす
  • 休日出勤をなくすか、必要最低限に減らす
  • 有給休暇を積極的に社員に取得させる
  • サービス残業をなくす

確かに、やむを得ず長時間労働を強いることになる場合もあると思いますが、あくまでこれは例外でなくてはなりませんし、その分の残業代などの手当ては必ず支払うことが必須になります。

こうしたことすら守れない企業は、存在価値がないだけでなく日本国民の害悪をもたらす国賊であるため、労働基準監督署は徹底して潰してほしいですね。

どんどん内部告発すればよいと思います。

こうしたブラック企業を市場から追い出さないと、ルールを守って適正な労働環境で社員を雇用している他のまっとうな企業がバカを見ることになります。

またブラック企業から社員がどんどん辞めて、転職者が誰も応募することがなくなれば、自然と害悪なブラック企業は淘汰されると思います。

サブコンテンツ

このページの先頭へ