「その転職は逃げだろ!」と上司に言われた場合

「その転職は逃げだろ!」と上司に言われた場合

「その転職は逃げだろ!」と上司に言われた場合

有能な人材であればあるほど、転職するときの会社からの引き留め工作は強いものです。

  • 引き留めるための甘い言葉
  • 転職で会社を去る人間を攻める言葉

など、「アメとムチ」を使い分けながら、あらゆるやり方で会社を去ろうとする人材の引き留め工作をしてきます。

そんななか、たまに「その転職は逃げだよな!」と詰め寄ってくる馬鹿な上司、アホな社長がいます。

この人たちが何を言いたいかというと

会社にとって今大事な時期だから、全社員が一丸になって大変な時期を乗り越えなければいけないのに、自分一人だけ楽になりたいからと言って会社を去るのは「逃げ」であり、これまで一緒に働いてきた仲間の同士社員に対して申し訳ないと感じないのか?

というわけです。

社員がずっと働いていていたいと思う会社を作る努力を怠っておきながら、会社を去るという決断をした社員を責めるという、何とも器のちっぽけな人間のする行為にうんざりしますね。

正直、うっとうしいし面倒ですが、可能であればきれいな形で辞めておきたいところですので、逃げの転職と言われた時の対処法について書いてみたいと思います。

「会社を去る」ことをどう表現するかの違い

転職するということは、今いる職場よりも、相対的に良い職場を見つけ、そこで働くことが決まったということです。

そういう意味では、意地悪い言い方をすれば「全ての転職」が今の会社から逃げると言えるかもしれません。

つまり、今まで会社のために頑張ってきた人間に対して、最後に「感謝の気持ち」を伝えるのではなく「去るのは卑怯だ」と責めるのは、その言葉を吐いた人間の意地汚い人間性をモロに表しているということを如実に表しています。

その言葉を吐いた上司も、さらに上の上司から、何としてでも引き止めろと命令されているのかもしれませんが、社長や取締役や幹部クラスの人間が、今まで世話になった社員の最後にこのようなクズのような言葉を吐くのでは、そんな会社辞めて正解です。

そんなわけで、「その転職は逃げだろ!」と上司に言われても華麗にスルーしましょう。

涼しい顔して、「とても興味深い会社で働くことが決まったので、会社を辞めます。今までお世話になりました。」と淡々と伝え、引き継ぎ作業に入りましょう。

サブコンテンツ

このページの先頭へ