仕事で忙殺される人とそうでない人の違い

仕事で忙殺される人とそうでない人の違い

仕事で忙殺される人とそうでない人の違い

仕事で忙殺される人とそうでない人の違いとても大事なことなので、最初に言っておきたいと思いますが、忙しいことは自慢話でもなんでもありません。

たまに、仕事を忙しすぎることをさも得意げに話す人を見かけますが、どうしたものかと思ってしまいます。

周りの人はそういう人の話を聞いても

  • この人、仕事が遅い人なのかな
  • かわいそうに。ブラック企業にお勤めなんだね

としか感じません。

つまり、仕事で忙殺される状態は好ましい状態ではないので、現状を早めに改善する必要があるってことです。

忙殺というのは、「他の事が全く何も出来ないぐらい忙しい状態が日常的に続くこと」なので、もちろん一時的に多忙を極めるレベルであれば、致し方ないので乗り切るほかはありません。

ですが、たとえ給料がいい仕事だとしても忙殺されるような日常が続くようではダメですね。

仕事で忙殺されると本当に大事なことを犠牲にしてしまう

「プライベートがおろそかになっているけど、まぁ仕事が落ち着いてから考えればいいや」と思いがちですが、仕事で忙殺され続けると、本当に大事なことを犠牲にしてしまうことになります。

晩婚化の原因は、仕事の忙殺と将来不安

晩婚化の原因は、仕事の忙殺と将来不安例えば、仕事に忙殺されていると、結婚の時期が遅くなる可能性が非常に高まります。

平均初婚年齢は年々上昇傾向にあり、例えば2001年の平均初婚年齢が男性だと29歳、女性だと27.2歳だったものが、2015年の平均初婚年齢が男性だと31.1歳、女性だと29.4歳と、この15年で2歳以上も晩婚化になっているといえます。

晩婚化の原因の大半は、仕事で忙殺されて余裕がモテなかったことと、将来に対する不安から結婚に躊躇している若者が増えたことで、ほぼ間違いないでしょう。

晩婚化の恐ろしいところは、それがそのまま高齢出産に結び付くことです。

年齢が恒例になればなるほど、妊娠率が低下していくのは自然の摂理ですので、将来子供をもちたいと思っている女性は特に、結婚するのに余裕がないような職場で働き続けるべきではないと思います。

日本全体で考えても、少子高齢化の傾向は、望ましくないことは明白なので、仕事に忙殺されている人が多いことはデメリットでしかありません。

もちろん、一生独身で男性顔負けのバリバリのキャリアウーマンとして人生を全うするのであれば、仕事に忙殺され続ける人生もいいとは思いますが、将来家庭を持ちたいと思っているのであれば、後悔しないうちに、仕事に忙殺される状況からは早めに脱却したほうが良いと思います。

私も、仕事に忙殺された時期が長すぎて、結婚のタイミングを何度も逃しましたし、大事な人の葬式にすら顔を出せなかったことを後々とても悔やみましたので、このことは強く実感しています。

仕事で忙殺されないための職場の選び方

仕事で忙殺されないためには、仕事以外のことに気を回せる余裕を持てるかがポイントです。

自分の仕事を冷静にコントロールできる状態に自分の環境を変えていく必要があります。

本当に好きなことや、得意なことを仕事にしているのであれば、多少忙しくても自分のペースで仕事をすることができるでしょう。

また一緒に仕事をする人に面倒な人が多いと(やたらと精神論ばかりの人など)、余計な仕事が増えて忙殺されてしまう可能性が高まります。

※特に、オーナー社長が精神論ばかり振りかざす中小企業は、社員のプライベートまで土足で踏み入り奪いに来るため最悪です。

経営状況が悪い会社も、余裕をもって働けるはずがないので、避けたいところです。

私自身は、仕事に忙殺されている状況が長く続いた結果、自ら転職する道を選びました。

その会社しか知らないと、比較対象がないため、他と比べようがなく、「仕事に忙殺されるのも仕方ないのかな」と思いがちです。

ですが、転職当たり前の今の時代は、1つの職場だけでなく、転職していろんな職場を経験することができます。

就職に失敗しても、転職が簡単にできるインフラが整っているため、自分のペースで働ける職場を見つけるのに、これ以上ない便利な時代だと今は思っています。

※参考記事:転職活動で活用すべき、おすすめの転職エージェントの選び方

仕事で忙殺されるような職場環境は、自ら動いて変えていくしかありません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ