社長が定時後も帰らない会社に就職しちゃダメ!

社長が定時後も帰らない会社に就職しちゃダメ!

社長が定時後も帰らない会社に就職しちゃダメ!

社長が定時後も帰らない会社に就職しちゃダメ!社会人経験がある程度長くなると、「会社を見極める選球眼」というのがそれなりに「高い精度」で身に付いてきます。

そうなると「ああ、この会社は優良企業だな」だとか「この会社はブラック企業くさいぞ」だとか、会社に入る前に直感レベルでわかってくるんですね。

ブラック企業の経営者というのは、「外ヅラの良い人」が多いですから、大学出たばかりの新卒社員レベルでは、そんなブラック企業経営者の裏の顔なんて見抜けるはずもありません。

今回私が伝えたいのは、「定時になってもなかなか帰ろうとしない困った社長」についてです。

もし、自分が採用面接受けようかと思っている企業の社長さんが、ブログやフェイスブックやメルマガをしているのであれば、その社長の帰社時間についての記載を探してみてください。

もし、

  • 「私はお客さんのためにいつも終電近くまで会社で仕事してます!」
  • 「今月中にプロジェクトを完成させたいため、今日も徹夜決定ですね^^」
  • 「弊社の社員は毎日遅くまで仕事を頑張っている優秀な社員ばかりです!」
  • 「お客さんのことを考えると、夜も寝てなんかいられないと強く思います!」

このようなことを公言している社長がいたら、その会社は要注意です。

「社長の考え方」=「その会社の方針・社風」と考えて間違いないため、私ならこのような社風の会社は確実に避けます、、

万が一、今働いている会社がこのような空気が蔓延している会社であれば、精神を消耗して動けなくなる前に、早めに転職エージェント使って居心地の良い会社を探すべきでしょう。

残業が多いのは無能だという自覚がない

なぜ、こうした社業がブログやメルマガやSNSで「自分がいかに遅くまで働いているか」ということを書いているのか考えてみましょう。

まずは、日々の「残業自慢・休日出勤自慢」を配信することで、対外的に「自分がいかに頑張っているのか」ということを、評価してもらいたいという幼い自尊心が見てとれます。

メルマガやブログを見る読み手は、お客さんが多いこともあり、「私たちのために、遅くまで頑張ってくれてありがとうございます!」と思ってもらいたいのでしょう。

でも、そんなように解釈するお客さんはほとんどいないので、本人のその試みは失敗に終わっています。

まともな感覚を持った人であれば、「そんな遅くまで毎日仕事してて、この会社大丈夫かよ??」って感じると思うのですが、何を勘違いしているのか、「遅くまで働くこと」=「お客様にその分尽くしている」と脳内変換されている残念な人をたまに見かけるんですよね。

「残業が多いことは、定時までに仕事を終えることができない無能である人材」だという自覚すらなく、恥ずかしげもなく、対外的に配信する社長がいる会社には入るのを考え直した方が良いと思いますね。

社長が早く帰らないと下の従業員が帰りにくい

残業自慢をする社長の会社に入るべきでないのは、その会社が確実に残業体質の会社だということでもあります。

これは社長だけでなく、直属の上司にも当てはまることですが、役職が上の人間が遅くまで会社に残っている場合、下の人間がそれよりも先に帰りづらいのは当たり前の話です。

そのことを知っていて、ブログやメルマガで帰社時間が遅いことをアピールしていることには、社員に対して「お前ら、社長の俺ですら遅くまで働いているのに、先に帰るんじゃねーよ!」という意図が隠されているのが見て取れます。

いや、そんな意図なんてないという社長は、そんな周りの社員の気持ちすら気づかず、残業自慢をしているイタい経営者という自覚を持った方がよいでしょうね。

いずれにしても、定時を過ぎても、帰りづらい空気が漂うような会社に入社すべきではないでしょう。

線引きの出来ない社長と仕事をしてはいけない理由

ダラダラと遅くまで働いている社長の特徴としては、仕事とプライベートの区別がついてない人が極めて多いです。

そりゃ会社の利益が自分の利益に直結する社長であれば、自らのプライベートの時間を仕事に突っ込むというのは合理的ではあると思います。

そのうえ、やるべき仕事は無限にあると思っているため、いつまでたっても会社から帰れないわけです。

そんな自分しか得しない価値観を、私たち雇われサラリーマンに押し付けられたのではたまったものではありません。

通常の人が、定時までに終わるであろう分量の仕事を社員に割り振り、定時に帰りやすい環境を整えることが、会社の義務です。

もちろん、一時的な繁忙期に残業をさせてしまったのであれば、その分の残業代はきっちり支払いましょう。

高い目標を掲げるだけ掲げておいて、無限の仕事を割り振っておいて、結果当たり前のごとく社員に残業させて悪びれない、無能なダメ社長は、百害あって一利なしなので、さっさと社長を辞めるべきですね。

「働くことは尊いことだ」と社員教育することは結構なことですが、「プライベートと仕事」「社員に割り当てるべき適切な仕事量」といった線引きが出来ない社長の経営する会社は、サービス残業の温床となっている可能性が高いため、入社はおすすめできないです。

長くなってしまいましたが、「社長が定時後も帰らない会社に就職しちゃダメ!」ということを頭の片隅に入れておいて、もし今現在、そのような会社で居心地悪い思いをしているのであれば、精神論がはびこっていないナチュラルな会社に早めに転職した方が幸せになる可能性は高いと思います。

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