国家公務員の2015年夏のボーナスは約62万円!

国家公務員の2015年夏のボーナスは約62万円!

国家公務員の2015年夏のボーナスは約62万円!

国家公務員の2015年夏のボーナスは約62万円! width=先ほど、国家公務員の2015年の夏のボーナス額が発表になりました。

その支給額ですが、なんと平均61万9900円!!

前年夏と比べると、5.7%増で約3万3200円増えるということになるようです。

しかもこの支給額は、管理職を除く行政職職員が対象で、その平均年齢は36.7歳ということなので、管理職や37歳以上の国家公務員は、62万円以上、夏のボーナスを支給されているということになります。

安倍政権になって、アベノミクスの効果で景気が良くなったから、そのご褒美という意味もあるのでしょう。
確かに、円安効果もあり、輸出企業の業績も好調で、日経平均全体としては上向いているので、安倍さんの手腕は評価される側面はあると思います。

いやー
すごいというか、民間企業に勤めている人間からすると羨ましいですね(汗)
転職マニアの周りには民間企業で働いている人(もしくは会社経営者)がほとんどなのですが、中小企業で働いている人のほとんどは業績不振を理由にボーナス支給がなかったところがほとんどでした。

公務員の皆さんががんばっていることはもちろん知っています。
なので、民間企業が瀕死の状態なのに、公務員のボーナスは高すぎるんじゃないかとか、そういった話をしているのではありません。

そうではなく、国会議員の皆さんにぜひ言いたいことがあるのです。
それは、民間企業の闇の部分にも目をそらすことなく、実態に興味を持ってほしいということです。

公務員の母体である日本国や各都道府県が、倒産、破産することなどまず考えられませんが、民間企業は一歩間違えれば、どんな企業でも倒産してしまうリスクを持っているのです。

40歳を過ぎてしまうと、よほどのキャリアを積んでいない限り、正社員としての転職はほぼ絶望的になってしまいます。
つまり、ボーナスどころの話ではなく、生き残りをかけて、休日返上で働いている人たちも多いのです。

中小零細、下請け企業の業績がアップしていない景気回復は無意味

日本には、約200万社の会社があるといわれています。

そして、そのほとんどが中小零細規模の会社です。

つまり、日本の民間サラリーマンのほとんどが中小零細企業に勤めているということになります。

日経平均、TOPIXといった超優良企業の株価が回復したことも、景気回復したことの一つの判断材料だとはおもいますが、中小零細企業に勤務している大多数の国民が豊かさを感じていない以上、本当の意味での景気回復は全く実現できていないと思います。

そんな中、国の赤字を増やし、先行きの全く明るくない未来に借金を大量に残すのは、正しい判断だとは到底言えません。

小さな国家を実現するためにも、民間にできることは、国でやらずに民間に任せる方がメリットは大きいと思います。

日本はすでに成長期を過ぎ、成熟期に突入しています。
成長期を過ぎている国に、今のような過剰な公共サービスは必要ありません。

お役所が行っているハローワーク(職業安定所)と民間の転職サービスを比べると、よりいっそうそうした気持ちが強くなってきます。

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