実力以上の会社を狙うべき?転職で背伸びはアリなのか

実力以上の会社を狙うべき?転職で背伸びはアリなのか

実力以上の会社を狙うべき?転職で背伸びはアリなのか

実力以上の会社を狙うべき?転職で背伸びはアリなのかみなさんは、転職するとき「実力相応」の求人を狙いますか?
それとも、いまの自分の実力をちょっと大きくアピールして「ちょっと格上」の求人を狙いますか?

ためしに3人の転職活動中の求職者にヒアリングしてみると

  1. 「自分の現在の実力に見合った会社」を狙う
  2. 「自分の実力以上の会社」を狙う
  3. 「自分の実力関係なく給料の良い会社」ばかりを狙う

このように三者三様バラバラな意見が返ってくるかもしれません。

1.背伸び転職は可能なのか

背伸び転職とは、自分をちょっと大げさに見せて、実力よりもちょい上の会社に取りあえず転職するということです。

「自分を大げさに見せる」といっても、もちろん大前提として、職務経歴書などの「応募書類の記載内容」に虚偽記載がないのは絶対条件です。

そして面接時の受け答えについても、事実に基づくものなければならないのは当たり前です。

ただ、同じような経歴であっても、アピール次第でそれを「さもすごいこと」のように見せることは十分可能ですから、今の実力が「100」の人が、「150」の実力を持つ人材を求めている会社から内定を勝ち取ることは十分可能だということです。

つまり、可能か不可能かでいうと「背伸び転職」自体は、可能だということです。

あとは、「背伸び転職のメリット」と「背伸び転職のデメリット」を比べてみて、求職者自体がどのような戦略を立てるのかということになります。

※参考:満足いく転職活動をするために、活用すべきおすすめ転職エージェント【3選】

2.背伸び転職のメリット

背伸び転職に成功すると、前の会社よりもはるかに良い条件で次の会社で働くことができます。

自分のスペックが何割増しかで判断されるので、その分お給料などの報酬面も吊り上がるというわけです。

給料を上げるためには、転職するのが一番の解決ですが、背伸びをすることで給料の伸び率をより高めることができるというわけです。

その高い評価分だけ、採用企業側から期待されているということを忘れてはいけません。

3.背伸び転職のデメリット

ただし、実際経験したことがある人であればわかると思いますが、この背伸び転職にはメリットだけでなくデメリットもあります。

一言でいうと、「背伸び転職が失敗すると、転職後にとんでもなく苦労する可能性が高い」ということです。

背伸びして転職したわけですから、企業から見たら今の等身大の自分よりも大きく見えているはずです。

転職後すぐに100%ではなく、150%を当たり前のように求められるということです。

転職経験者であればわかると思いますが、「新しい環境に慣れるため」転職後は多くのストレスを感じるものです。

背伸び転職の場合、背伸び分の期待値がそれにプラスされるので、その期待に応えるためにかなりのエネルギーを費やすことになります。

「何だよ。期待してたのに全然ダメじゃん。口ばっかりの人間だったな」

なんて、ハズレのレッテルを一度はられてしまうと、それを挽回するのは至難の業になります。

一度採用してしまっている以上、契約通りの高い報酬は貰えますが、「背伸び転職に失敗すると」冷たい視線を感じながら肩身の狭い思いをしながら働き続けるリスクはあるということです。

【結論】転職後短期間で背伸び分を埋められれば背伸び転職もアリ

ここまで、背伸び転職が可能であるというものの、背伸び転職にはメリット以外にデメリットやリスクもあるということについて書いてきました。

  • 「転職するとき実力以上の会社を狙うべきか?」
  • 「転職で背伸びするのは、選択肢としてアリなのか?」

と転職活動中に迷っている求職者がいるのであれば、実力よりもはるかに上の会社に入ることの「メリット」と「デメリット」をよく知った上で、判断するのが良いでしょう。

個人的には、背伸び転職するにしても、自分の伸びしろや仕事に対するモチベーションを冷静に分析し、どれぐらいの背伸びであれば、やる気と努力でカバーできるのかを考えたうえで、転職先候補を決めるのが良いんじゃないかと思っています。

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