アメリカで就職活動で成功するには？
アメリカの大学に留学していて、もしくは将来アメリカの大学に行く予定で、そのままアメリカで就職活動を考えている人もいらっしゃると思います。
その場合、日本とアメリカの就職活動のやり方が全く異なるので、事前に「アメリカと日本の就職活動」の違いを知っておいた方が良いでしょう。
結論から言うと、アメリカの学生の就職活動は、日本の就活よりは転職活動に似ています。
学生の就職活動といえど、即戦力の採用を目指しているのです。
アメリカでは通年採用が基本
日本では、大学卒業見込み者に対して、一括採用をするのが一般的になっています。
卒業に必要な単位を4年生卒業時までに確保して、卒業後の4月に内定をもらった企業に、皆そろって就職していく流れになります。
ただしアメリカでは、このような新卒一括採用ではなく「通年採用」が基本的になっています。
通年採用とは、年に数回、企業側が必要に応じて社員を採用する方式です。
ここがまずアメリカと日本の就職活動事情の異なる点です。
アメリカが通年採用をする理由としては次のような意図が感じられます。
- インターンシップからの採用がメイン
- ポテンシャル採用でなく、即戦力採用
- 欲しい人材が置かれている状況に柔軟に合わせている
つまり、欲しい人材を見つけたときに採用するというのが、アメリカの採用側の意図になるので、それに伴い新卒者の就職活動も日本とは自然と異なってくるということになります。
アメリカで就職活動で成功するには学生時代からキャリアを意識すべき
特に文系の学生に言えることですが、日本の大学は入学（大学受験勉強など）までが大変で、割と卒業は楽な大学が多いです。
つまり、自分の働きたい企業に入社するために、大学時代から自分のキャリアを磨くという意識が、欧米の大学に比べ希薄と言わざるを得ません。
なぜ、そのような緩い学生生活が送れるのかというと、日本の大手企業のほとんどが、ジェネラリスト採用、ポテンシャル採用ということで、入社後の社員研修でじっくりと育てる風習があるからです。
アメリカでは、新卒採用性でも即戦力が求められます。
そんなわけで、アメリカで就職活動で成功するには、即戦力として通用するぐらいのキャリア形成を、学生時代から意識していく必要が出てくると思います。
アメリカの就職活動は、日本の転職活動と似ていると思います。
