内定もらって転職先に入社するまでの流れと転職活動期間の目安

内定もらって転職先に入社するまでの流れと転職活動期間の目安

内定もらって転職先に入社するまでの流れと転職活動期間の目安

内定もらって転職先に入社するまでの流れと転職活動期間の目安「会社を辞めること」と「次の会社に転職すること」は切り離して考えるべきではありません。

「会社を辞めよう」と決意した日から、「次の会社で働き始める」までを一連の流れと捉えることで、無駄な作業が発生せず、すべきことが明確になり、転職活動期間を短縮することにつながります。

ただでさえ、転職活動には多くの時間と労力がかかるため、少しでも楽に転職活動を進めることが大事になってきます。

そこで、今回は「内定もらって次の転職先に入社するまでの流れ」に「その時々で必要なポイント」を添えてまとめてみます。

1.転職活動で使う「転職支援サービス」に登録する

転職を志したら、まず間髪入れずしなければならないことがあります。

それが、転職活動で使う「転職支援サービス」に登録することです。

もし、みなさんが20代、30代のビジネスマンであれば、転職活動に迷わず「転職エージェント」を活用すべきです。

<参考>「転職活動で活用すべき「転職エージェント」ベスト3とその選び方

ポイントは、活用する「転職サービス」を絶対に間違わないこと。

求人探しは「ハローワーク」や「求人雑誌」や「転職サイト」などでも可能ですが、それぞれ「扱っている求人のレベル」も「転職サポートの質」がまるで異なってきます。

また、これらの転職サービスのほとんどに、プロの転職アドバイザーがいないため、知らずにとんでもないブラック企業に応募してしまうというリスクも少なくありません。

残念なことに、転職エージェントは誰でもは登録できないため、「年齢」や「キャリア」によっては登録後利用を断られるケースもあるのですが、そんなの登録してみないことにはわかりませんから、転職活動のはじめの一歩として「転職エージェントに登録する!」ということを覚えておきましょう。

転職エージェントという言葉を聞きなれない方もいるかもしれませんが、ヘッドハンティングサービスと似たような仕組みになっています。

2.転職活動開始から内定をもらうまでの期間は2か月以内を目安に

さて転職エージェントに登録した後は、エージェントのキャリアアドバイザーが担当としてサポートしてくれるため、その担当と顔合わせ(面談)することになります。

これは「転職サイト」などエージェント以外の転職サービスを利用する場合も同様で、これからの転職活動を支援するにあたっての説明をされることになるので、最寄りの店舗に足を運ぶ必要があります。

働きながら転職活動する人がほとんどだと思うので、

「毎日会社死ぬほど忙しいから、働きながら、平日の営業時間内に顔合わせするのは無理だよ!」

って思う人も当然いると思いますが、そのようなニーズを考慮して、転職エージェントの中には「平日の営業時間外」や「土日祝日」の面談
にも対応しているところも増えていますので、遠慮せずに都合の良い日時等を相談するのが良いと思います。

その後、転職活動がはじまりますが、内定をもらうまでの期間というのは、本当に人それぞれなので、転職活動の平均期間を気にしても正直意味はありません。

短い人だとそれこそ2週間ほどで内定をもらう人も多いですし、逆に長い人だと半年転職活動しても内定ゼロというケースもよくある話です。

仕事辞めた後に転職活動する人は、平日も毎日活動できるので、内定までの期間も短くなりますし、会社に在職しながら、空き時間を利用して転職活動する人の間でも、「定時で上がれる会社」と、問答無料で毎日終電帰りがデフォルトになっている「ブラック企業」とでは、活動のペースに大きな差が出てくるのも当然ですよね。

ただ、あまりにも転職活動が長くなりすぎる場合、初心を忘れて気持ちが折れてしまいがちになりますので、取りあえず「内定までの期間は、転職活動はじめて2か月以内」というのを目標にしておくのがおすすめです。

巷の転職活動期間の平均値がバラバラな理由

求人媒体が集計して発表した求職者の転職活動期間の平均値を見ると、1か月半程度だとか4か月程度だとか、わりと平均値にしては期間にバラツキがあるように感じます。

調査対象がそれぞれ異なっていることも原因だと思いますが、最も注意すべきは、この転職活動期間が「転職活動開始 ~ 内定獲得」までの期間なのか、それとも「転職活動開始 ~ 会社退職」までの期間なのかという点です。

例えば、

  • 「転職活動開始 ~ 内定獲得」までの期間の平均・・・1か月半
  • 「内定獲得 ~ 引継ぎ・退職」までの期間の平均・・・1か月半

ということであれば、内定獲得までの期間の平均は1か月半ということになります。

転職活動中の人の中にはすでに退職済みの方もいると思いますし、退職届を出してから退職までの期間は会社によってまちまちなので、内定獲得までの期間の平均を参考にすると良いでしょう。

転職活動開始から内定を取るまでの期間の目安が1か月半。
余裕を見て2か月程度を自らのリミットとし、転職活動のスケジュールを組むと良いでしょう。

もちろん、2か月以内でなくてもいいのですが、目標を数値で管理することで、ダラダラせず集中して転職活動を進めることができるので、ゴール設定はやっといた方がいいと思います。

3.内定企業への折り返しの連絡は「電話」で行う

転職活動中で、もっともうれしい瞬間が会社から内定通知をもらった時だと思います。

会社からの採用内定は、「電話」や「メール」や「書面(郵送書類の)」によって、応募者に通知されます。

内定をもらって、まず最初にすべきことは、「折り返しの連絡をする」ことです。

メールだと先方に届いたかどうか、また読まれたかどうかがわからないため、「電話」で確実に伝えるのが鉄則(もちろんメール+電話でもよい)です。

その会社からの内定を受けるのであれば、お礼のメッセージとともに「受諾する旨の内容」を伝えると良いでしょう。

ただし第一希望の企業から内定をもらったのであれば、迷うことなくその会社に転職すれば良いですが、問題は複数の企業から内定をもらって迷った場合です。

最終的には、転職先を1社に絞り込まなければならないため、その他の会社には内定辞退を伝える必要が出てきます。

決めるのに時間を要するのであってとしても、1週間以上も内定受諾を保留にするのは失礼に当たるので、数日中のうちに内定を受けるのかどうか結論を出す必要があります。

4.退職の意思表示をして引継ぎを円滑に行う

これまで、転職活動をはじめて内定をもらうまでの一連の流れについて書いてきましたが、もちろんこれだけが転職活動ではありません。

問題なく(大きなトラブルなく)今勤めている会社を退職することも、転職活動の成否に大きな影響を及ぼします。

退職にケチが付くと、場合によっては在職企業で、陰湿な嫌がらせ(転職妨害など)を受ける可能性も無きにしも非ずです。

そのため、「退職の意思表示」をして退職届を提出し、滞りなく引継ぎ作業を行い、会社を円満退職するのがベストではあります。

法律上は、退職の意思表示後2週間で退職できると定められていますが、円満退社を考えると、会社の就業規則にも配慮し、会社と相談しながら退職日を決めるのが無難ではあります。

以上、転職を思い立ち、転職活動を開始し、内定をもらって、転職先に入社するまでの一連の流れと、転職活動期間の目安に意味がないことについて書いてみました。

転職活動は、最初に思い描いていた計画通りに行かないことの方が多いですが、それでも一連の流れを踏まえ、自分なりに計画を立てることで、転職の成功率を格段に上げることは可能だと思います。

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