独身のうちに転職しておくべき理由【既婚者は不利?】

独身のうちに転職しておくべき理由【既婚者は不利?】

独身のうちに転職しておくべき理由【既婚者は不利?】

独身のうちに転職しておくべき理由私自身「転職は各人が転職を思い立った時がベストタイミング」ということに異論はありません。

ですが、それでも「今転職を考えているのであれば、身軽な独身のうちに済ませておくべき」と経験上確信を持っています。

ちなみに、私は「独身の時の転職」、「既婚になってからの転職」の両方とも経験があります。

もちろん、現在既婚者の方は、どちらが有利だとか考えずに、転職活動すればいいと思うのですが、まだ「独身の人」や「近々結婚を考えている人」の場合は、結婚する前に動いたほうがいいということです。

なぜそう確信を持っているかについて書いてみたいと思います。

「既婚者だから転職に有利」はほとんどない

まず「既婚者だから転職に有利」というのはどの程度真実なのかを考えてみたいと思います。

確かに、既婚者男性に対して「守るべき家庭があるため、責任感の強さからすぐに辞める人が少ない」だとか、「結婚相手がいるということで、人間的に問題がある人は少ない」といったイメージを採用企業側が持つことは多いです。

ですが、それが転職に有利に働くかというと、思ったほどではないと考えて良いでしょう。

なぜなら、企業が長く働いてほしい人材は「即戦力になる人材」つまり「会社の売上に貢献できる人材」に対してだけだからです。

残酷な言い方になりますが、期待して採用したが、結果としてミスマッチだったと判断された人材に対して、会社に長く残ってもらいたいと思うような企業はほとんどありません。

そのような人材を多く抱えれば抱えるほど、会社は倒産のリスクを高めてしまうからです。

なので、正直なところ、既婚者というよりも、独身でも考え方が柔軟でフットワークも軽い即戦力の人材であれば、迷わず後者を採用する企業がほとんどだといっていいでしょう。

そう考えると、「既婚者だから転職に有利」はほとんどないと言っていいと思います。

「既婚者」が転職に不利になる最大の要因

もちろん、「既婚者」が「独身者」と比べて転職に不利になるということではありません。

「既婚者」が「独身者」は関係なく、その人材を採用することが企業にとってどの程度プラスかどうかで判断されるということです。

それよりも、「既婚者」が転職に不利になる最大の要因は、フットワークが重くなることだと、個人的には考えています。

結婚すると、守るものが増えます。

パートナー(奥様、旦那様)であったり、子供であったり、仕事よりも大事で守るべき存在になってきますよね。

そうなると、いくら他の企業に転職したいと考えていても、今の会社を辞めて、別の会社に転職するというリスクを含む行為に対して、直接反対されなかったとしても、見えない心のブレーキが働くことが必ず出てきます。

そうなると、人間は守りに入ってしまうため、こと「転職」ということに関しては、「既婚」であることはマイナスになってしまうという局面もあると感じています。

なので、結婚を将来考えているのであれば、その前に自分の働きたい会社への転職をすませておき、転職先企業での仕事に慣れたあたりで結婚に踏み切るのがいいのではないかなと個人的には感じています。

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