正社員への転職は安定ではない

正社員への転職は安定ではない

正社員への転職は安定ではない

正社員への転職は安定ではない転職先企業の候補を選ぶとき、正社員採用かどうかを最も重要な基準にしている人が多いと思います。

正社員採用のみに絞ること自体は何の問題もないと思います。
時代の流れから、派遣社員、契約社員といった雇用形態の割合が増えてきたことは事実ですが、まだまだ正社員として採用する会社は多いです。

たとえば、派遣社員を雇うと、派遣会社にマージンを払わなければならないので、それを嫌って正社員採用に力を入れているといった具合です。

正社員登用制度を用意しているものの、ハードルが高すぎて有名無実化している企業も確かにありますが、派遣社員やパート社員が優秀であれば正社員に登用するという企業も少なくありません。

このように、正社員採用への道は以前に比べて格段難しくなったわけでもありませんので、正社員採用を目指している人は、そこに絞って転職活動をしていけば良いと思います。

ですが、安定しているからという理由だけで正社員採用のみに絞るのはちょっと違うんじゃないかなと転職マニアは思います。
正社員って、世間で思われているほど安定した雇用形態ではないです。

今一度、正社員雇用の実態と自分の仕事に対するスタンスをアップデートしてみることをおすすめします。

今では正社員のリストラも全く珍しいことではなくなりました。

たまに有名な大企業でのリストラが、ニュースとしてテレビや新聞雑誌などで取り上げられますが、それは氷山の一角。
業績不振や、経営合理化、M&A、統廃合の結果、中小企業を中心としたリストラは日常茶飯事で、全く他人事ではないです。

リストラ、クビにするのが難しい場合、あからさまなパワハラを行い、会社にい辛くさせて、自己都合退職に追い込む卑劣な企業も多いです。

ですので、正社員になればサラリーマン人生安泰だと安直に考えるのは辞めておいたほうが良いです。
少なくても終身雇用制度が当たり前だった頃の日本の価値観で考えると痛い目を見ます。

自分にとっての安定を考える

安定という言葉と向き合うことはとても大事です。
なぜなら、人それぞれで安定に対する理解や求めることが違っているからです。

あなたにとって、
・倒産するリスクの少ない時価総額が高めの大手企業で働くことが安定ですか?
・会社の業績にかかわらず、毎月決まった額の給与が振り込まれることが安定ですか?
・一生廃れない技術で飯を食っていくことが安定ですか?
・会社にいて欲しいと思われることが安定ですか?

安定を求めることはとても大事なことです。
安定することで、心も落ち着きますし、仕事にも全力で取り組めるというものです。

ですので、あなたにとっての安定とは何かをまずは考えてみてください。
そして、その安定を手に入れるためには何をすれば良いのかをとことん追求してみることが大事だと思います。

ちなみに転職マニアにとっての安定は、好きな仕事を早めに見つけ、その仕事に一生携わることだと思っています。
大手企業に長期間所属し続けることが安定だとは全く思いません。

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