無理な仕事の断り方！自分の身は自分で守る
失敗が許されない仕事に限った話なのですが、どう考えても自分に実現不可能な仕事については、周りに迷惑をかけない段階で早めに断ることが大事になってきます。
失敗が許されるレベルの仕事であれば、内容にもよりますが受けても問題ないものもあるでしょう。
ですが、ミスが許されない仕事に関しては安請け合いは厳禁です。
「出来ないことは出来ません」とはっきりと主張することが、自分の身を守ることにもなりますし、ひいては会社に迷惑をかけることを最小限度にとどめることになります。
自分のキャパシティをはるかに超える仕事を勢いで引き受けることが、やる気をアピールすること勘違いしないように注意しましょう。
出来ない仕事を無理に引き受けると、取り返しのつかない結果になりかねない
「頑張れば出来ること」と「頑張っても無理なこと」は違います。
頑張っても無理なことを、周囲にアラートを出さず、自分独りで抱え込んでしまうと、誰もその状況に気が付かず、納期に間に合わないという最悪の結果になりかねません。
わかりやすい例で言うと、プログラマーなどエンジニア系の仕事などが当てはまるでしょう。
大きな予算をかけているプロジェクトのなどで、経験したこともない案件で責任ある立場にアサインされた場合など、技術的に可能か不可能かは自分が一番よくわかると思います。
「やる気アピール」するため、元気よく「出来ます」と引き受けた結果、にっちもさっちもいかず、追い込まれた結果、突然体調不良を理由に会社に突然来なくなる人も少なくないようです。
もしくは、自分独りで抱えすぎてしまって、追い込まれた結果、精神をやられてしまいます。
そうなっては、引き継ぎ作業もロクにできず、会社にも多大な迷惑をかけてしまうことになってしまいますよね。
会社は絶対に守ってくれないので、自分の身は自分で守るしかありません。
出来ないことを出来ないということは恥ずかしいことではないため、早めにプロジェクトリーダーなどの責任者に報告するようにしましょう。
そして、無理な仕事ばかり押し付けて、責任回避するような上司がいる職場は、状況がいつまでも改善されないようであれば、転職も視野に入れて、職場環境を自らの手で変えていく必要が出てくると思います。
出来ないと断るときは、なぜ出来ないのかを理屈で伝えよう
長年働いていると、どう考えても自分には無理な仕事を依頼されることがあります。
結論から言うと、本当に無理な仕事であれば、何があってもその仕事を引き受けるのは絶対にやめましょう。
世の中には、努力することで達成可能な仕事と、スキルのミスマッチなどが原因でそもそもその人には達成不可能な仕事とがあります。
前者を任されたのであれば、頑張って仕事を成功させることで、自分自身の評価を上げることも可能でしょう。
もちろんその場合も、達成が難しくなりそうであれば、周りにSOSを出すことは必ずしましょう。
出来ないことは出来ないと声を出さないと周囲は気づきません。
プロジェクトにアサインされる前に、仕事を割り振ってきたプロジェクトの責任者や上司に、自分はこの仕事を受けるにはキャリアが足りないことを伝えます。
そうすることで、仕事をふる上司も、他のメンバーにその仕事を変更するのか、それともその仕事に詳しい人間をサポートにつけてくれるなど、適切な判断をしてくれることになります。
どう考えても無理な仕事は、はっきりと断りましょう。
そうしないと、結果的に会社に迷惑をかけることになるどころか、自分自身が潰れてしまいます。
会社は私たちのことを守ってくれるわけではありませんので、自分の身は自分で守るという習慣をつけていくことが大事になってきます。
