将来消えてなくなる職業!その理由とは?
就職活動の時、あるいは転職を考えた時、みなさんはどのようなことを基準に就職先企業を選んでいますか?
- 給与が高いかどうか。
- ボーナスが出るかどうか
- 上場している大企業かどうか
- ブラック企業ではないか
わかります。転職マニアもそういう基準で転職先を選んできましたから。
ですが、今後は「その仕事が近い将来消えてしまわないかどうか」というのも、業界・業種選びの選択肢の一つにしても良いかもしれません。
今は給料も高くて人気の高い職業でも、なぜ10年後には給料が激減してしまう可能性があるのかというと、コンピューターの技術革新によって、今まで人がやってきた仕事の一部がやらなくて済むようになるためです。
そのことによって、もしあなたが30歳だったとして、40歳になった時の給料が半分になっている可能性も十分に考えられるということです。
自分の仕事が将来なくなるかもしれないと危機感を持っている人は、必要に応じて転職を考える時期かもしれません。
どんな職業がなくなるといわれてるの?
技術革新で「残る仕事」と「消える仕事」の境界はコンピューターやロボットに将来取って代わられるような仕事かどうか。
イギリス・オックスフォード大学の准教授で「雇用の未来」の著者であるマイケル・オズボーン氏によると、
- 不動産ブローカー
- スポーツの審判
- 集金人
- カジノのディーラー
- 福利厚生担当者
- 電話オペレーター
- データ入力作業員
- 映写技師
- 税務申告書代行者
- 図書館員の補助員
- 苦情処理担当者
- 義歯制作技術者
- 測量技術者
- 造園管理作業員
- 塗装工
- ネイリスト
- 電話販売員
・・・
・・
・
といった職業が、90%という高い確率でコンピューターに取って代われられるとされています。
これらは指摘されてている職業のごく一部ですが、実際には「法曹界」「医療分野」「金融業界」「運輸業界」などあらゆる業界において、システム化されることで不要になる人材が出てくるといわれています。
マイケルオズボーン准教授は、人工知能の研究を行っているスペシャリスト。
実際のところ、将来上記の職業がコンピューターに奪われてしまうかどうかは、もちろん人口知能について詳しくない転職マニアにはわかりません。
ただし、自分の今やってる仕事がいつかコンピューターによって効率化される可能性があるのかないのかについては、ある程度予想しておくことはできるのではないでしょうか。
コンピュータには代替できないクリエイティブな仕事が残る
つまり、逆に言うとコンピュータやロボットに代替できないような、高度でクリエイティブな仕事であれば、コンピューターに取って代わられるリスクが少なくなるということが言えます。
前述のマイケル・オズボーン氏によると、将来コンピューターやロボットに取って代わられない能力とは、長年の経験や勘に基づく能力なのだそうです。
なぜなら、どれだけコンピューターやロボットが高性能化しても、私たちが長年の経験で培った知識や経験則の深さは計算できないのですから。
これから就職活動を控えている学生さんや、転職を考えているサラリーマンは、定年まで安心して働くことができるように、日々自分のキャリアを磨き、コンピューターなどとは競合しないポジションに常に身を置き続けることが大事になってくるのではないかと思っています。