仕事や会社の選び方 就職・転職活動中の人へ

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仕事や会社の選び方 就職・転職活動中の人へ結論から言いますが、仕事や会社選びの最大のポイントは、

確実に「生涯賃金」を稼ぎ取れる立ち位置を若い年齢の頃から固めること

だと思っています。
つまり

  • 学生で就職活動中の方
  • 最初の会社が微妙だったので第二新卒枠での転職を考えている方
  • 20代前半or半ばで仕切り直しの意味合いで転職を考えている方

もっとも大事なのは、このように若い年齢のうちに「その仕事を一生懸命して自己研鑽、キャリアアップを積むことで、生涯賃金の最低額ぐらいは確実に稼ぐことができる」というイメージを持つことです。

生涯賃金とは、自分が一生涯通して、必要になるお金のことです。
結婚して、子供を持つ方も多いと思うので、その場合は、自分だけでなく、家族全体が一生涯暮らしていくのに必要となるお金です。

こういった先の見通しを考えることなく、安易に会社のネームバリューやなんとなく興味を持った会社に入ってしまうと、年齢を重ねてから尋常じゃない苦労を感じることが多くなります。

それではまず、生涯賃金の考え方について書いてみたいと思います。

一生涯で必要なお金は約2億円!

平均的という言葉を使うのには抵抗がありますが、まずは結婚して、子供を数人持つ場合、死ぬまでの一生涯に必要になってくるお金の総額は2億円程度だといわれています。

もちろん、人の寿命はそれぞれ異なりますし、育てていく子供が何人いるか、また健康状態によって必要となる医療費もトータルで大きく異なってきますので、あくまでもざっくりとした指標というのが前提ではあります。

指標(目標)がなければ、計画を立てようがないので、ここでは生涯に必要なお金を2億円とします。

2億円と聞いてどう感じるでしょうか?

仮に一年間の収入が平均600万だった場合でも、丸33年かかってしまいます。

大学新卒の平均年収が約220万程度といわれており、多くの企業の定年と定められている60歳の平均年収が約450万円ということを考えても、また大学を卒業したサラリーマンが、定年まで休まず働き通しても38年間(22歳で新卒で働き始め、60歳で定年を迎えるケースが一般的)であることを考えても、2億円の収入を得るのはかなりハードルが高いことだといえます。

さらに、こうした年収から各種年金や保険、所得税や住民税などの各種税金が引かれますので、その分を考慮するともっと多い収入を得る必要があるということになります。

将来が不透明な現在、こうした事実を直視するのは、かなり辛い作業ではありますが、自分が死ぬまでに必要としているお金はいくらなのかの概算を考える、それを手に入れるための、戦略的な就職、転職活動が重要になってくると思います。

一世帯で年750万程度の収入があるのが望ましい

一生涯かけて2億円を稼ぐことを考えると、平均750万程度の年収があるのが望ましいです。
一瞬目を覆いたくなる数字ですが、これは何も一人で稼ぐ必要はありません。

結婚していてお互いにパートナーがいるのであれば、パートナーと2人で得た収入の合算でいいわけなので、一人で稼ぐよりも楽になりますよね。

ざっくりとですが、男性の平均年収が約500万、女性の平均年収が約250万ということを考えても、十分現実的な数字だと思います。

たしかに、若いうちは高い年収をもらうのは難しいですが、徐々に収入を伸ばしていけばよいです。
ここでのポイントは、今働いている仕事を続けて、キャリアを積んでいけば、これらのお金を稼げる可能性があるのかどうかです。

どんなに頑張っても、業界自体が頭打ちで、とても世帯収入が500万以上はいかないことが明白であるとすると、それは報酬的には全く報われない努力となってしまいます。

やり直しのきく若いうちに自分の働き方を見直そう

こういう現実があるので、仕事や会社の選び方 就職・転職活動中の人へ一番伝えたいのは、確実に「生涯賃金」を稼ぎ取れる立ち位置を若い年齢の頃から固めてくださいということになります。

残酷なことを言いますが、歳をとってからは、選択したくても選択肢が用意されていないことも多くなります。

そうならないためにも、若くやり直しがきくうちから、生きていくのに必要なお金を稼ぐためにはどうしたらいいか、戦略的に自分の働き方を考えるようにしてみてください。

自分のキャリアプランを持ったうえで、転職のプロである「転職エージェント」にアドバイスをもらいながら、後悔のない転職活動をしていただけたらと思います。

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