水ビジネス業界の市場と転職就職の求人事情

水ビジネス業界の市場と転職就職の求人事情

水ビジネス業界の市場と転職就職の求人事情

日本や海外の水ビジネス市場の現状と、水ビジネス業界への転職、就職事情についてまとめてみます。私たちの生活とは切り離して考えることができないほど重要な水を取り巻く市場。そこには、上下水分やと民間工場分野の2種類があり、その業界規模は、経済産業省の調査によると、2015年頃までには86兆円以上になるといわれています。
水処理のエンジニア転職であれば、メイテックネクストを活用した転職がお勧めです。

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また、エンジニア以外の水ビジネス業界の総合職への転職希望であれば、当サイトでおすすめしている、下記総合系転職エージェントのいくつかに登録し、転職活動をすすめていくと良いでしょう。

水ビジネスの市場

水ビジネスには、大きく分けると「上下水道」と「民間工場」のカテゴリがあります。

上下水道とは、私たちになじみのある「上水道」と「下水道」のことで、前者が飲むことができる「飲用水」の供給施設のことを差し、後者が汚水や雨水を地下の水路等を通して、浄化などの水処理を行った後、排出するための設備のことを指します。

それ以外に中水道というのもあるのですが、これは産業排水や生活排水を処理して、雑用水として公園施設等の噴水や水洗トイレ用の水などで循環利用するための施設を指します。

水ビジネスの市場には、こうした上下水道の機器の製造や施設の設計、建設、運営に日本だけでなく、世界各国の水事業会社が参入しています。

日本国内の水処理膜メーカーだと、東レ、旭化成、三菱レイヨン、東洋紡、クラレ、帝人、日東電工が大手で有名で、水処理装置専業事業だと栗田工業、酉島製作所、野村マイクロサイエンス、オルガノが有名どころです。

大手の総合商社、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事や日揮(ニッキ)、荏原(エバラ)などは、こうした水道事業会社に主に出資という形で参画しています。

また水道事業会社だと、メタウォーター(富士電機と日本ガイシが水処理事業を統合)、水ing、ジャパンウォーター、水みらい広島が有名ですし、日立製作所、三菱重工業、JFEエンジニアリング、日立造船といった重工大手も水インフラ、海水淡水化プラント、増水事業に参入しています

海外の水ビジネス事業者の有名どころだと、欧州水メジャーが高いシェアを誇っています。最大手だとフランス企業であるヴェオリア・エンバイロメント、スエズ・エンバイロメント、テムズ・ウォーター(イギリス)、シーメンス(ドイツ)、ハイフラックス、ダウ・ケミカルなどがあり、IBM、サムスン電子(韓国)、GE(アメリカ)といったグローバル企業も水ビジネス市場に参入しています。

ただこれらの水メジャーと言われる最大手のシェアを新興国では現地の水事業会社が獲得しつつあります。
シンガポールのセムコープ・インダストリーズ、ケッペル・コーポレーション、韓国のKウォーター、斗山などが欧州水メジャーに続けとシェアを伸ばしつつあります。

水ビジネス企業の将来性

昨今のグローバル化によって、顧客企業の生産拠点の海外進出が加速しています。
そのことにより、日本国内よりも中東、東南アジア、中国など海外でのシェアの方が拡大しやすいでしょう。

上水道施設、下水処理施設、水再利用、海水淡水化、工業用水・下水施設いずれも今後市場は伸びていくものと思われます。官民連携もより一層進んでいくでしょう。

新たな排水処理である、フローバック処理も含め、水ビジネス企業への就職、転職は、今後も有望な選択肢の一つだといえると思います。

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