給料安いプログラマーは転職しよう
プログラマーとして働いている人を分類すると
- 要求されているスキルを満たしているプログラマー
- プログラマーとして見習いのテスト要員
このように、大きく2つのタイプの分類されます。
プログラマーという職種は未経験採用も多いのですが、それは適性さえあれば未経験者でもすぐに即戦力のプログラマーになるため、門戸を開放しているのです。
一方、プログラマーとしての適性がない人は、開発の現場で何年下積みをしても、即戦力のプログラマーになれません。
そしてプログラマーとしての適性や才能がない人は、開発現場の中でも、評価(テスト)要員やバグ取り(デバッガー)要員として、プログラマーのサポートにまわります。
もちろん、システム評価の仕事はとても大事ですので、なくてはならない部門です。
ですが、プログラマーとして食べていきたいのに、戦力になれないので、システム評価にまわされたという自覚があるのであれば、危機感をもってプログラマーの仕事を任せてもらえるように奮起するべきですし、自分に向いていなかったと見切りをつけて他の業界や職種へ転職するのも、賢い選択肢だと思います。
プログラマーは一度自分の年棒を時給換算してみよう
話を少しもとに戻したいと思います。
プログラマーとしての適性があって、即戦力のプログラマーになれた場合の話です。
キャリアを積むことがもちろん大事なのですが、一度冷静に自分のもらっているお給料が適切なレベルなのかを判断してみてください。
おすすめは、年収・月給を時給換算する方法です。
- 時給換算したら時間当たりいくらもらっていますか?
- 客単価(人月単価)は月いくらですか?
プログラマーなどのエンジニアは、会社から年棒制で雇用されている人が多いと思います。
年棒制とは、1年間に支払う給与の総額をはじめに決めたうえで、それを12分割して月給として支給したり、14分割して月給とボーナスとして支給する給与形態のことです。
重要なのは、残業代などもその年棒の中に含まれているため、残業代、休日出勤したときの労働など、総労働時間で年棒を割った場合、算出された時給が、ファーストフードで働くバイトの時給よりも安かったりすることがよくあるのです。
なので、まずは自分が時給単位で現在いくら支給しているのかざっくりと算出してみましょう。
たとえば時給1500円にも満たない場合、どう考えても転職を考えた方が良いでしょう。
即戦力プログラマーは自分を高く買ってもらえ!
そして、自分と同じ位のレベルのエンジニアがいくらもらっているのかは、将来転職したときに年棒交渉することを考えても、知っておいた方が良いです。
たとえば30歳の即戦力のプログラマーの場合、年収500万行っている人は多いです。
それなのに、バリバリ日々コーディングしてるのに350万ぐらいしかないのであれば、待遇が悪すぎるのではないかと、他社が月給いくらでプログラマー採用をしているかをチェックしてみることをおすすめします。
こうしたことは、大手のメーカーではなく、たぶん独立系のソフトハウスに所属してるプログラマーに多いと思います。
プログラマーなどエンジニアにとって、どの会社に所属しているかなんて言うのは、大して意味がない話です。
プログラマーにとって大事なのは、
- 自分のスキルやキャリアを磨ける職場で働けること
- できるだけ高い報酬で自分をエンジニアとして評価してもらえること
の2つだけです。
そしてほとんどの場合、所属している会社で年棒アップ交渉をしても大した効果はなく、職場を変えることで、自分のエンジニアとしての価値を高く評価してもらうのが、年収大幅アップの秘訣なのです。
そのためにも、今の会社からもらっている給料がいまいちなんだよなと思う人は、下記の転職エージェントを使って、転職活動をすることで、今の自分に対して、他の会社がどのような評価をしてくれるのかを調べてみるのも良いと思います。