ツテやコネを使った就職・転職のデメリット

ツテやコネを使った就職・転職のデメリット

ツテやコネを使った就職・転職のデメリット

ツテやコネを使った就職・転職のデメリット転職の際、多くの転職希望者に利用されるのが、転職エージェントや求人情報サイトやハローワークといったサービスですが、知人や親戚などのツテやコネを使って転職する人も少なくないみたいです。

実際にこのような採用方法は珍しくなく、縁故採用とも呼ばれています。

ただし、結論から言うとツテやコネを使った就職・転職で成功する人はかなりレアケースです。

具体的に言うと、かなりの大手優良企業に知り合いがいて、タイミングよく声をかけてもらったような、非常に稀でラッキーなケースぐらいですね。

それ以外の、ツテやコネを使った転職の多くは、思いもよらないデメリットやリスクが伴うので、デメリット面も考慮に入れた上で決断する必要があることを忘れないでください。

基本的には、より良い条件で転職を成功させるためには、転職エージェントを活用した転職活動がもっともおすすめになります。

縁故採用だと雇用条件の要望を通しにくい

ツテやコネなど知り合いの紹介で転職する場合、そのことに恩義を感じてしまい、賃金や雇用条件などの自分の要望を通しにくくなります。

これは転職エージェントや求人情報サイトでの転職と比べてみると良くわかりますが、キャリアエージェントも転職先の採用担当者も、入社前は自分にとって全くの赤の他人です。

ですので、転職する際最も大事な給与や雇用条件について、遠慮することなく、自分の要望を提示することができます。自分で言いにくい場合は、転職エージェントのキャリアエージェントが、採用先の企業に言ってくれるケースも多いです。

でも知り合いのコネやツテを使って転職する場合、あまりにも自分の希望をごり押しして、好意で転職先を紹介してくれた知り合いの顔をつぶすわけにもいきません。

これが人もうらやむ大手企業であれば、そもそも満足できる給料や雇用条件を提示される可能性が高いので、それほど気にすることもありませんが、これがベンチャー企業、中小零細企業であれば、金額的に微妙な年棒・激安な月給や雇用条件を提示されたまま入社してしまうと、何のため転職したのかわからなくなり、結果として後悔してしまうことにもなりかねません。

また、コネやツテ入社の会社から転職する際にも、紹介者のことを考えると、次の会社に内定が決まったからといって、簡単に辞表を出すこともできません

一言で言うと、ツテやコネを使った就職・転職のデメリットは、自由が利かない ということだと思います。

・何のしがらみもなく自由に働きたい
・常に自分の意思を最優先させたいて働きたい

このような場合、ツテやコネを使った就職・転職は不自由となってしまい、自分の首を絞めてしまうことになりかねませんので、十分に注意してください。

40代、50代、60代になったらツテやコネの威力が効いてくる

逆に、ツテやコネを使った就職・転職のメリットとしては、中高年の転職に大きな味方になってくれる点があげられると思います。

転職市場の求人数は、35歳を過ぎると目に見えて減ってきます。
つまり40代、50代、60代といった、中高年の転職にはそういったリスクが常に付きまとってくるのです。

そうしたときに、これまでの仕事や出会いで作ってきた人脈があれば、仮にそのツテやコネを使わないにしても、どれだけ心強いかわかりません。

いざというときに、そのツテやコネを頼るという手が切り札に残されるからです。

気心知れたベテラン社員に自分の右腕になってもらいたいと考えている若手経営者は少なくないと思います。

そういったことも考え、これまで知り合ってきた方との人間関係を大切にしておくことにこしたことはありません。

もちろん、中高年になっても転職エージェントを使って転職活動をすすめていくことも選択肢の一つになってくると思います。

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