価値のない仕事・会社は早めに辞めたほうがいい
自分の仕事に価値を見出せなくなったとき、人は働く気力を一気に失うのだと思います。
これは私が長年働いてきて、自分なりに強く確信してきたことなので、わりと真実に近いと思っています。
つまり、自分の仕事に価値がないなと感じたときが、仕事の辞め時ということも言えます。
また、価値がないどころか、今やってるのが世間に迷惑をかけることの方が多い仕事だってこともありますよね。
そんな場合は、今すぐにでも辞めるべきだし、そんな酷い会社は存在自体が悪なので、さっさと倒産するのが日本の国益にも適っていると思います。
本題に入る前に、そもそも「価値のない仕事」そして「世間に迷惑をかけることの方が多い仕事」というものはどのような仕事なのかについて、私なりの考えを書いておこうと思います。
断ってもしつこくテレアポしてくる会社に存在価値ありますか?
働いている全ての人に問いたいのが「今やっている仕事に価値はありますか」ってことをまずは自問自答してもらいたいってことです。
例えば、営業職の仕事に「テレアポ」の仕事がありますよね。
手元にある電話番号のリストをベースに、ひたすら電話をかけ、商品・サービスのセールスを行う仕事です。
もちろん、テレアポは営業方法の一つであるというだけで、テレアポ自体は悪でも何でもありません。
問題は、明らかに必要ないと思っている客に対し、テレアポの手法を用いて無理やり商品を客に売り込む行為です。
何度断っても、しつこく売り込みの電話をしてくる会社ってありますよね。
しかも、どこで仕入れたのか個人の携帯電話宛てにかけてきて、断っても別の番号の電話からしつこくかけてくる会社。
人の貴重な時間を奪っているという自覚がないんでしょうね。
人に迷惑を強いることで給料を得るビジネスはいずれ淘汰される
これは典型的な例になりますが、このような会社は社会に迷惑を垂れ流しているだけの迷惑会社なので、世の中から一掃されるべき価値のない会社ということができると思います。
そんな会社で人の迷惑になるような仕事をしていて、従業員の立場からしてもモチベーションが長続きするわけがありませんよね。
「迷惑なので、かけてくるなよ」って毎日のように電話口で怒鳴ら続けるので、自分の仕事が価値のある仕事なのか、価値がない仕事なのか、誰の目にも明らかです。
このように、仕事を通して相手に迷惑を自覚しているにも関わらず、給料をもらうためだけに、良心の呵責に耐えながら仕事を続けている人に言いたいのは、「だれも得しないから今すぐそんな仕事辞めなさい」ということです。
もちろん、一番損するのはそんなくだらない価値のない仕事を続けている本人です。
お客さんも迷惑には思いますが、一瞬だけですからね。
価値のない仕事を嫌々続けても、全くキャリアにも実績にもならないので、少ない給料と引き換えに、ビジネスマンとしての貴重な成長期を失うということになってしまいます。
世の中の人から感謝される仕事に就こう
「これから先何年も、人の迷惑になるようなことを続けて、給料だけを生きがいに働き続けるつもりですか」
こういったことを自問自答しながら今一度じっくりと考えてみることが大事になってきます。
お金がもらえたらどんな仕事でもいいというのでは、モチベーションも続かず仕事が長続きするわけがありません。
結局、世の中の人から感謝される仕事に就くことでしか仕事の意義を感じることはできませんから、やりがいをもって仕事に取り組むためにも、仕事選びが大事になってくるというわけです。
「会社を辞める」「転職をする」というのは、個々の判断でタイミングのいい時にすればいいと思いますが、自分の仕事が誰の役にもたってないということが明白なのであれば、辞めること前提で、年齢的に転職が手遅れになってしまう前に、早めに次の仕事を探すことが大事になってきます。