医薬品の製造開発職に正社員転職する方法

求められる業務知識を満たした理系出身者で、実務経験が一定以上ある人材は、新薬開発や、バイオ原薬の製法開発、臨床試験の求人などの医薬品の製造開発職に今よりも良い条件で正社員転職できる可能性があります。

医薬品の製造開発職に正社員転職する際に、間違ってはいけないのが、転職活動時に利用する転職媒体選びです。

取り扱っている求人のレベル、サポートしてくれるキャリアアドバイザーの質を総合的に考えると、医薬品の製造開発職への正社員転職を考えている方は、下記の転職エージェントを活用することをおすすめします。

医薬品の研究開発職には様々な求人がある

医薬品の研究開発職には様々な求人があるので、転職活動を通して、当初は想定していなかった面白い職場が見つかり、興味を惹かれることも少なくないようです。

どのような求人が、医薬品の研究開発職にあるかですが、

• 微生物研究技術を用いた医薬品の研究開発や基礎研究
• 基準外やスイッチOTCの研究開発
• 医薬品の品質保証業務
• 有機合成の研究、有機化合物の開発

一例をあげただけでも、このような多種多様な求人があるため、上記の転職エージェントの複数に登録し、固定観念を捨てた上で、自分が本当に働きたい職場はどこなのか、ゼロベースで考えるのも良いでしょう。

医薬品の研究開発職には化学系のバックグラウンドと職歴が必須

また医薬品の研究開発職への転職には、ある一定レベルのスキルや実務経験が求められます。

例えば、

• 3年以上の臨床開発関連業務の経験
• 英語力
  TOEICのスコア700点以上かつ海外の担当者と意思疎通が図れるだけの 基礎的な英語力
• ICH-GCP、J-GCPなど、臨床開発に関連する法規制・ガイドラインの知識
• 臨床試験実施管理担当者の経験
• モニタリングチームリーダーの経験

などの確かな複数年の業務経験が求められるケースが大半です。

技術系の即戦力採用ですから、未経験採用、初心者OKという求人はまずないと考えておいた方が良いでしょう。

もちろん、医薬品の研究開発職には化学系のバックグラウンド（化学系の大卒、院卒）と職歴が当然のように必須になってきます。

医薬品業界の大手ってどんな企業があるの？

医薬品業界には、グローバル企業から、ジェネリック系の後発製薬会社まで多くの企業がひしめき合っています。

超大手で世界的なトップ企業といえば、ファイザー、ノバルティス、ロシュ、サノフィ、メルク、グラクソ・スミスクライン、ジョンソンエンドジョンソン、アストラゼネカ、イーライリリー、アッヴィあたりが突き抜けて有名ですね。

日本で医療用医薬品売上高がトップの武田薬品工業、そしてそれに次ぐ規模のアステラス製薬、第一三共、大塚HDは、こうしたグローバル医薬品業界の最大手と比べると、若干規模的には小さくなります。

アムジュンやテバやBMS、バイエル・ヘルスケア、ベーリンガーインゲルハイムも世界的な大手製薬会社ですね。

日本では、田辺三菱製薬やエーザイ、協和発酵キリン、大日本住友製薬、塩野義製薬、小野薬品工業が続きますが、ジェネリックとして、日医工、沢井製薬、東和薬品、富士製薬工業が大手として知られています。

いずれにしても、外資系企業、国内企業に転職するにしろ、医薬品の研究開発職に転職するのであれば、上記でおすすめした転職エージェントを活用して転職活動することがポイントになります。