無能な社長の特徴 オーナー社長に多い
社長が無能だと、その下で働く社員は本当に苦労します。
無能な社長にできることはただ一つ、速やかに社長の座を退くことのみです。
無能な社長という言葉を聞いて、転職マニアの中で思い浮かぶ人が何人かいます。
その人に共通する特徴があるので、ここでシェアしてみたいと思います。
無能な社長は会社のがん細胞です。
早めに取り除かなければ、会社の存続すら危うくなります。
残念なことに、無能な社長ほど、創業からのオーナー社長であることが多く、会社のお金は自分のお金だと勘違いしている人物が多いので、社長のイスから降りたがりません。
本当に困ったものですね。
こうなると、そんな会社にはさっさと見切りを付けて、次の会社に早めに転職した方が時間を無駄に過ごさずにすみます。
こんな先行きの見えない世の中で、無能な社長が経営する会社が長続き可能性は限りなくゼロなので、仁義を尽くす価値はないです。
無能な社長は無理な数値目標を押し付ける
無能な社長の典型として、非合理的で現実的でない数値目標を社員に押し付けてきます。
- 今季2億の売上なのに「来期の売上げは50億にしといたから」って言う社長
- 毎月40件前後の注文数なのに、「来月は200件達成しろよ」って言う社長
- 毎年2億円ぐらいの売り上げなのに「5年後上場するために死ぬ気で頑張れ」って言う社長
一例を挙げましたが、合理性のある根拠がないのにこういう発言をする社長はほぼ無能な社長です。
後述しますが、こうした社長のいる会社には、ブラック企業の特徴を兼ね備えた最悪な会社が多いです。
こうした社長は、自分の理想だけを掲げるだけ掲げて、達成しなかったらそのすべてを社員の責任として叱責します。
こういう会社は客観的にみるとすぐにわかりますが、病院に通ったり薬を飲んだりなど、精神的に病を抱える社員が多かったり、遅刻しがちな社員が多いのが特徴です。
面接受けて普通に採用されている社会人が、しょっちゅう何人も遅刻なんてしません。
毎日のように、何人もの社員が体調不良を理由に遅刻をするのは、明らかに社長による圧力で社員の多くが精神を病んでしまったのが原因です。
ほんとうにこういう人間は社長になるべきではないです。
ただ、こうした無能な社長は、大企業よりも、中小零細企業のオーナー社長に多いので、社長の座を退くことはないでしょうね。
なので、そいうした会社に運悪く入社してしまったら、自身の年齢にもよりますが、転職可能なうちにさっさと見切りを付けて転職することをお勧めします。
無能な社長は業績不振を社員のせいにする
会社の業績が悪いのは、すべて代表者である社長の責任です。
ところが驚くべきことに、無能な社長は売り上げが目標に達成しないことを社員のせいにします。
そりゃ、高い数値目標を社員に押し付けるのが社長の仕事なのであれば、簡単ですよね。
社員は、基本的には、業務時間内に任されている仕事をすればよいはずです。
そんなに、売上売上言うのであれば、社長が自分で仕事を取ってくるべきでしょう。
経営者の仕事を放棄するような社長は、無能という以外言葉がありません。
残業代払わないのに、残業しなければ終わらない仕事を任せる社長は無能
残業代を支払わないのに、残業しなければ物理的に終わらない仕事を社員にさせる社長は無能というのを通り越して、詐欺に近いです。
呆れることに、自分がそれだけのハードワークを社員にお願いしているのにも関わらず、
- うちは残業を禁止しているのに、残業しなければ仕事が終わらないのはお前(社員)の責任だ
- 業務時間内に終わらせるべき仕事が終わっていないんだから、残業ではない
こんなこと言う無能な社長もいるそうです。
厚顔無恥な非常識さには驚きを隠しきれず唖然としてしまいますよね。
残業したのはお前の責任だから、残業分(あるいはみなし残業時間を超えた分)は勝手に従業員が会社に残って働いたのだから、残業代を払う義理はないということでしょう。
要するに、典型的なブラック企業ですね。
このようにブラック企業の原因は、ほぼ社長にあります。
あなたの会社の社長が、運悪く、精神論だけを声高に叫び、社員(部下)に偉そうに命令するだけの無能な社長の場合、一日も早く会社を去った方がいいです。
歳をとってくると、転職そのものが日に日に難しくなってきます。
まだ転職可能な年齢であれば、すぐさまそのような無能な社長のもとを去り、信頼できる社長のもとに転職して働くのが良いでしょう。