防衛産業の業界市場と転職就職の求人事情
防衛用の航空機やロケット等の搭載機器設計や制御系設計を事業としている企業では、システム工学やその他信頼性工学・電子電気工学・計測制御工学といった専門性を持ち、システム設計、ソフトウェア設計、電子機器設計、電気機器設計、制御系設計、電装設計といった業務経験を持つエンジニアに対して積極的に採用活動をしています。
航空防衛機器の設計や製造販売など、防衛産業にエンジニア転職したい人、求人を探している人は下記の転職エージェント「メイテックネクスト」の活用をお勧めします。
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メイテックネクスト(MEITEC NEXT)
防衛産業へのエンジニア転職は、メイテックネクストを活用した転職がおすすめです。
例えばロケットや航空機など、防衛用機器には、回路設計の必要性により、航空機に搭載され飛行のために使用される電子機器であるアビオニクスや、搭載機器の設計製造などのエンジニアが求められてきます。
その特殊性により、求人数自体は多くありませんが、この分野の専門性と業務経験を併せ持っていて、防衛産業の業界への転職を考えている方は、メイテックネクストに登録し、メインの転職活動媒体として活用していくことをお勧めします。
防衛に関する業務は、海上自衛隊、航空自衛隊で運用される通信機器や、搭載されているレーダー・衛星通信装置などの保守メンテナンス業務など多岐にわたりますが、技術関係職であれば、メイテックネクストを中心に、技術職以外の総合職であれば下記総合系転職エージェントのいくつかに登録し、転職活動をすすめていくと良いと思います。
防衛産業の業界自体、参入障壁が高いこともあり求人企業数はかなり少なめ(狭き門)となります。
そのため、防衛産業の業界への就職転職のポイントとしては、上記に紹介しているような転職エージェントや転職求人サイト複数に登録し、防衛産業の求人が比較的多い転職エージェントを中心に活用していくのが良いと思います。
防衛産業の業界市場
防衛産業とは、防衛庁に対して商品やサービスを提供している企業の総称のことを指します。
防衛機器の設計開発などが事業の大部分である企業から、防衛庁向け製品自体は総売上げのごく一部である企業までさまざまです。
海外ではこうした産業を軍需産業・軍事産業と呼ぶ人もいると思いますが、日本国内では一般的には国防に寄与する防衛産業、国防産業と呼ばることがほとんどだと思います。
日本国内で大手の防衛産業としては、三菱電機、NEC、東芝、富士通、三菱重工業、川崎重工業、日本製鋼所、豊和工業、IHI、コマツ、三井造船、日油、ダイセルなどが有名です。
具体的には、レーダーや自動警戒システムや高性能センサーなどの電子機器の開発、軍用機や潜水艦や護衛艦などの開発、建造といった内容になります。
大きな動向としては、2014年4月からは、防衛装備移転三原則が閣議設定されたことをうけ、条件付きで装備品の輸出が認められるようになり、これまで納入先が防衛省のみだったことが、それ以外の選択肢も広がりを見せてきました。
一方、海外の防衛産業を見てみると、ステルス戦闘機などを開発生産しているアメリカのロッキード・マーチン社、ミサイル、防衛システムを開発しているボーイング社、洗車や装甲車を生産しているジェネラルダイナミクス社、ミサイルを中心に開発しているレイセオン社、イギリスのBAEシステムズ社など、大手企業は欧米に集中していることがわかります。
防衛産業は、その業務内容の特殊性から、他の業界よりも企業数がかなり限られてきます。
そのうえ、大手企業のため、求人数も少なく、就職、転職して入社するための競争率はかなり高めになってくるという印象を持っています。