海外転職は日本人に有利
今人気のアジア就職・アジア転職。
人口も減少傾向で、先行き不透明な日本経済。
そのような中、日本の企業で働き続けることが安定にまったくつながらないことを理由に、海外の現地で働き、自分のこれまでのキャリアに海外でしか身に着けることができない、新たなキャリアを付け加えたいと思う人が増えていることは、十分に理解できます。
しかし現状として、現地語どころか、英語すらままならないということで、海外転職を躊躇している日本人が少なくないことも事実です。
海外転職は日本人にとってハードルが高い選択なのでしょうか。
海外転職に強い転職エージェント
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マイナビエージェント
外資系企業への転職に関していうと、マイナビエージェントもおすすめのエージェントになります。
マイナビエージェントは、サポートしてくれるコンサルタントの質がとても高いのも特徴です。
外資系企業への転職を考えている人はマイナビエージェントも併せて登録しておくことをおすすめします。 -
ランスタッド
ランスタッドは、50年以上の歴史を持つ世界最大手で、外資系企業への転職にもおすすめの転職エージェントです。
各業界・職種に精通した専任のキャリアコンサルタントのサポートの質にも定評があります。
総合型の転職エージェントで、中でもトップエグゼクティブ、マネジメントクラスなど幅広い求人ニーズに対応しているエージェントになります。
世界最大手なだけあって、都市部だけでなく、地方にも数多くランスタッドの支店があるため、地方転職者にもうれしい転職エージェントだと思います。 -
アデコ
グローバル転職に抜群の強みを発揮するアデコは、海外転職にも当然抜群の強さを発揮します。
アデコは世界60を超える国と地域に、5,500拠点を展開していることからも明らかです。
海外現地求人や駐在員採用に興味のある人は、「転職エージェント」アデコも登録するエージェントの一つとして検討してみてください。 -
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、海外転職に強いエージェントの一つです。
海外転職に精通したコンサルタントがリクルートエージェントには約50名以上在籍しており、持っているノウハウも転職業界トップクラスです。
日本本社から駐在員として現地で働きたい人も、海外現地採用求人を希望している人も、海外転職であればまずはリクルートエージェントに登録してみることをおすすめします。
日本人は世界でも恵まれた人種
もちろん、海外で働くことになれば、ある程度の英語や現地語が必要になってきます。
その土地で暮らしていくことになりますし、現地語や英語での会話の頻度は少なくないでしょう。
ただし外国で働くことにおいて、他の国籍の人と比べ、日本に生まれたというだけで日本人はかなり恵まれた環境にあるのです。
その一つが、労働ビザの取りやすさです。
海外に何度か旅行に行ったことがある人は、感覚としてわかるかもしれませんが、日本のパスポートは、他国から見るとうらやましくなるぐらい、多くの国にビザなしで渡航することができちゃいます。
日本以外のほとんどの国であれば、なかなかこうはいきません。
何週間も待ってようやくビザが発行されるという国が多いです。
そして、冒頭に書いた労働ビザは特に発行に際して、各国は高いハードルを課しています。
それが日本人というだけで、「大卒の証明」や「日本内で職歴がある」という簡単な条件が満たされているだけで、ほとんどの国で労働ビザが発行されます。
日本以外の他の国籍の人であれば、労働ビザを手に入れるのに、非常に高いハードルをクリアしなければならないケースが非常に多いということです。
そして、日本国内は教育のインフラが発達しているため、情報を手に入れたい、もっと勉強したいと望む人に対しては、多くの環境が用意されているのも、日本人の特権だと思います。
国籍が日本人というだけで、自分を成長させるチャンス・機会はいくらでも与えられているのです。他の多くの国であれば、そうはいきません。
日本語以外がほとんど話せない人であっても、現地の日本人相手に商売している企業などであれば、海外転職のチャンスはあるということです。
海外転職は日本人に有利という背景には、このようなことがあるのです。