紹介予定派遣で正社員になれる確率はどれぐらい?
紹介予定派遣の場合、正社員になれることを期待している人が多いと思います。
でも実際のところ、正社員になる人の割合は確率的にどのぐらいなのでしょうか?
もし100%正社員になれるのであれば、紹介予定派遣に積極的になるのは選択肢として大いにありますが、可能性が半分程度であれば、将来正社員になるための選択肢としては、不確実すぎてちょっと使えませんよね。
紹介予定派遣から正社員雇用される確率は4割程度
以前、派遣会社で働いている人と話したことがあるのですが、紹介予定派遣から正社員雇用される確率は4割程度だろうということをおっしゃっていました。
紹介予定派遣について改めて解説すると、派遣社員として数か月間働き、労使双方の双方の合意があれば直接契約に至ります。
※参考記事:紹介予定派遣はメリットよりもデメリットを理解すべき!
直接契約に至る割合は、紹介予定派遣全体の7割程度だということでした。
残りの3割は直接雇用されないということになります。
ただ直接契約といっても、正社員契約とは限らず、契約社員やパートアルバイト社員の可能性もあるのですが、内訳としてはその6割程度が正社員契約になり、残りの4割程度が契約社員としての契約になっている(パートアルバイトはごくわずか)という話でした。
色々な派遣会社があるので、一概には言えませんが、その話をもとに推測すると、最終的に紹介予定派遣から正社員雇用になれる確率は、4割程度だということになります。
正社員になること目当てで紹介予定派遣を受けるのは、かなり危険な選択だということがお分かりいただけると思います。
正社員目的ではなく派遣社員としてでも働きたいなら
ただ、正社員の目的ではなく、純粋にその会社に興味を持ち、派遣社員でもいいから働きたいというのであれば、紹介予定派遣で働くのも良いでしょう。
ただ正社員になる期待を大きく持ちすぎると、数か月後正社員になれなかったときのショックが大きいため、ちょっとしんどいかなとは思います。
正社員転職したいのであれば、最初から正社員求人に応募するのが確実になります。