給料が少ないから転職する場合の注意点
「給料が少ないから転職する!」
こういった思いで転職活動している人はとても多いでしょう。
実際、給料が少ないから転職すると言うと、いろいろ言ってくるメンドクサイ人もいるかもしれませんが、給料を理由とした転職は、転職理由としていたって健全であり、全くもって間違っていません。
給料を理由に転職することを頭から否定する人は、転職されるのをを食い止めたい会社側の人間か、現実を直視していない人でしょう。
仮に結婚していて、子供が一人いたとすると、その世帯で一生涯で必要になるお金は約2億円とも言われています。
会社の将来性を考えても、今のままの給料ではとてもじゃないけど家族を養うことができないし、将来が不安でしかないと思うのであれば、転職してより良い職場を早めに見つけるのが、当たり前の選択になってくると思います。
40歳過ぎてから「今のままではやばい」と思い立って転職活動はじめても、残念ながらいろいろな意味でもはや手遅れですので、、年齢の若いうちに思い立ったらすぐに転職活動をはじめるのが良いでしょう。
転職先や今の職場では言わないように
ただし、健全な理由であっても、聞き手が素直に聞き入れてくれるとは限りません。
貴重な人材に転職してほしくない会社側としては、あの手この手で転職する理由をつぶしにくることが考えられます。
そんな相手に、もっと給料の良い会社に転職したいといったところで、
- もっと頑張れば給料を上げてやる
- 他社に転職したらもっと給料は下がるだろう
- あと3年働いてから転職するか判断してはどうか
など、めんどくさい引き留め工作を受けるだけです。
また、転職先企業との面接の場で、転職理由が給料がもっと欲しいからとバカ正直に言うのも辞めた方が良いです。
この人は、同じような理由ですぐに他社に転職してしまうのではないかと思われてしまうからです。
動機としては間違っていないのですが、本音はあくまでも隠しつつ転職活動に臨むのが良いでしょう。
高給取りの人の共通点を探る
それから、よく誤解されていることの一つに「自分の給料が低いのは、今の会社が自分のことを認めていないからだ!!」という思い込みです。
確かに、
- 自分の労働価値が正当に認められないケース
- 会社自体にまっとうな給料を支払う退職がないケース
は多々あります。
そのため、今の会社が自分のことを認めていなかったり、そもそも会社に満足のいく給料を支払うだけのお金がないことが理由で、給料が少ないままということはよくある話ではあります。
ただし、