一生打ち込める仕事を見つける唯一の方法
「転職活動っていつまで続ければいいんですか?」
とある転職エージェントのコンサルタントにある時このような質問したのですが、すぐに
「理想としては、一生打ち込める仕事を見つけるまででしょうね。」
という趣旨の返答が返ってきて、自分でもびっくりするほど腑に落ちた思い出があります。
というのも、一生打ち込める仕事だと確信していて転職活動をしている人を見たことがなかったからです。
もちろん会社都合により、致し方なく別の会社に転職せざるを得ないケースもありますが、一生打ち込める仕事だと長年もの間のめり込んできたという情熱があれば、きっと何歳であっても同業他社に転職できると思います。
そのため、今の仕事に情熱を持てていない人は、「その仕事に一生打ち込めるための工夫をする」か、「一生打ち込める仕事に転職する」のが、有意義なサラリーマン人生を送るための唯一の方法だと思っています。
つまらない仕事、嫌な仕事を一生続けられるほど、私たち人間は精神的にタフにできていません。
最初の会社で一生打ち込める仕事を見つける人の特徴
新卒での就職活動で最初に就いた職場で、「一生打ち込める仕事」を見つけることができた人はものすごくラッキーだと思います。
ただ、そういう人のほとんどは、
ということをしていると思います。
そういう努力をしていても、残念ながら思ったような仕事に就けない人の方が圧倒的に多いので、そういう意味ではラッキーなのは間違いありません。
ただし、「自分の一生打ち込める仕事」が感覚的に理解できた人であれば、現状そうではなくても、悲観する必要は全くありません。
情報収集を続け、その時が来るまで自分のキャリアを磨き続けながら、タイミングを見計らって「一生打ち込める仕事を任せてもらえる職場」に転職するために動き出せばよいだけです。
一生打ち込める仕事って、「努力」を努力と思えないほどのめり込みます
一生打ち込める仕事は、人によって違いますから、「この仕事」と表現することが難しいです。
ですが、感覚として表現するのであれば、「やっべー、めっちゃ面白い!」って息をするのも忘れるぐらいのめり込む感覚が、一生打ち込める仕事を見つけたときのそれに近い気がします。
この人素敵だなと思った人は、たいてい「一生打ち込める仕事」に従事している人な気がしています。
幸せの定義は様々ですが、仕事に関していうと、最も幸せな人なんじゃないかと思っています。
一生打ち込める仕事をしていたら自然と転職したいと思わなくなる
私はこれまで自分の意思で転職を何回も繰り返してきましたが、それは「何かが違う。これは自分のやりたい仕事ではない」という思いからでした。
管理人の私自身、幸いにも5年前に一生打ち込める仕事に巡り合い、仕事にのめり込んでいる毎日を送っています。
一生打ち込める仕事を見つけるのが転職活動という言葉通り、今の仕事に出会えてからは一度も転職しようと考えたことがありません。
逆に言うと、毎日のように転職したいと考えている人は、今の仕事をまったく好きではないんだと思います。
一生打ち込める仕事を見つけるためにお手本を探そう
仕事楽しそうだなーと思う人を思い浮かべてください。
私なら
- IPS細胞の研究開発に努めている山中伸弥教授
- 西村京太郎の推理小説に出てくる十津川省三警部
- 歌手の矢沢永吉さん
がすぐに思い浮かびました。
この人たちに共通するのが、一生打ち込める仕事に巡り合えているということなのではないかと思っています。
誤解してほしくないのは、この人たちの職業を目指せということではもちろんありません。
人それぞれ、興味をもてる分野も得意な分野も違いますから、職業だけをまねしたところで、失敗するに決まっています。
そうではなく、このように一生ものの仕事を見つけることができた人たちに共通するものは何かという、その背景を探ることが何よりも重要だということです。
「ものの考え方」や、「好きなこと」を仕事にするまでの経緯や努力の過程ですね。