一番の勝ち組はサラリーマン!定年退職の秘訣は転職
「今は会社から使われるサラリーマンだけど、将来は会社の社長になって、お金持ちになって周りを見返したい!」
このように、将来は独立して会社社長になりたいと考えている会社員は、転職マニアが知っているだけでもかなりの数います。
確かに、会社の社長になるという夢はとても素晴らしいと思います。
ただ、起業経営の現実はそんなに甘くないようです。
企業の生存率を調べてみたところ
- 設立1年目企業の生存率・・・約40%
- 設立5年目企業の生存率・・・約15%
- 設立10年目企業の生存率・・・約5%
つまり、起業家になったはいいものの、5年以内に廃業する経営者が85%にもなるのです。
「起業しよう!」と考える志が高い経営者ですらも、その85%の人が5年以内に廃業するのですから、会社経営がいかに厳しい「いばらの道」なのかがわかると思います。
なので、より良い人生を送るために、サラリーマンを定年退職まで続けることを目標にすることも、とても合理的で正しい判断だと思います。
起業家として事業に失敗してしまえば、お金も家も失ってしまいます。
ですが、サラリーマンである限り、たとえプロジェクトに失敗したとしても、決められたお給料をもらい続けることができます。
国税庁の統計によると、平成25年分のサラリーマンの平均年収が、約414万円というデータもあるため、新卒から定年まで40年近くずっと会社員でいつづけることで1億円以上の所得を得ることも可能になってくるというわけです。
ですので、「一番の勝ち組はサラリーマンである!」と胸を張って宣言しましょう。
ただ、一生サラリーマンであり続けるためには、どのようなことが必要になってくるのでしょうか。