外資系に働きやすい会社が多い理由
「外資系企業ってリストラ多いしシビアだよね」
って声を聴いたことがある人も多いと思います。
確かに、業績悪化によっていつ日本撤退を余儀なくされるかわかりませんし、コスト削減が必要と判断されたら真っ先に人件費削減の名目でリストラが行われることも、外資系企業ではよくある話です。
そんなこともあって
日本の企業・・・ウェット
外資系企業・・・ドライ
自然とこのように認識している日本のビジネスマンは多いと思います。
もちろん、外資系企業がリストラが多くてシビアだという側面はあると思いますが、だからと言って外資系企業が日系企業に比べて働きにくいという意味では決してありません。
むしろ、外資系企業の方が働きやすいと思っているビジネスマンはたくさんいます。
今回は、「外資系企業」がなぜ働きやすいと人気なのか、その理由について書いてみることにします。
外資系企業は年齢差別や性別差別が少ない
確かに外資系企業の特徴として、成果主義の側面が強いことはあると思います。
成果を上げるために必要と思われる人材を採用するので、成果があがらなかった場合、チーム単位でリストラされることも珍しくないですし、本社の意向次第で日本市場から撤退することも覚悟しなければなりません。
確かに外資系企業はシビアです。
ですが、逆に言うと、やってもらいたい仕事が「出来るのか」「出来ないのか」で人材の価値を判断してくれるため、日本の企業でよく経験する「年齢による差別」、「男女性別による差別」、「慣れ合いで行われるわけのわからない人事評価」などで悩む必要がありません。
そもそも、海外の多くの国で、「性別による差別」「年齢による差別」は、法律で禁止されているため、それらを順守することは常識になっています。
つまり、パワハラ、モラハラ、セクハラにうんざりしている人にとっては、外資系企業の方が働く目的も基準もはっきりしていて働きやすいと感じるということです。
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外資系企業の方が実力を正当に評価してくれる
日系の企業の多くに当てはまるというわけではありませんが、外資系企業と比べると、よくわからない慣れ合いの出世や人事が行われるケースが少なくありません。
- 「社長の娘と結婚したから、出世街道間違いなし」
- 「大事な取引先企業の幹部系のコネ入社だから、リストラの可能性は低い」
このような実力以外の「忖度人事」は、外資系企業ではほとんど見かけることがありません。
つまり、外資系企業は実力次第で出世も給料も決まってくるため、それをとてもフェアだと感じる人は、外資系企業の方が働きやすいと感じると思います。
つまり、外資系に働きやすい会社が多いと感じる理由には、外資系企業の方がが完全実力主義ということで、人事評価が客観的にわかりやすく、あいまいな忖度人事が行われることが少なく、またパワハラ、セクハラ、モラハラなど不適切な行為にも同様の理由で外資系企業の方が厳格であることが多いと思われていることにあるのではないかと感じています。