就活で成功!失敗・後悔しないためのポイント
就活(就職活動)は、その後の人生を少なからず左右することになることを考えても、とても大きな意味を持つものになります。
経験上、大学時代、思い切り遊んでいいのは最初の2年だけだと感じています。
これから就活だという人は未来のことなのでわからないと思いますが、結論から言ってしまうと、最初にどの会社に入ったかで、その後の人生は大きく変わります。
私の経験上、就活生は大きく次のようにカテゴライズされるような気がします。
- 有名な大企業ばかりを狙って就職活動している
- 深く考えずに様々な業種の多くの企業に就活している
- ベンチャー企業に絞って就職活動している
- 就活に興味を持たず、アルバイトに精を出している
就活で成功するためには、また失敗や後悔をしないためには、どのように就職活動をすすめていけばよいのでしょうか。
大企業と中小零細企業では安定感が全く異なる
話を元に戻します。
新卒でどの会社に入ったかで、その後の人生は大きく変わるといいました。
まずは大企業を例にとりますが、本当に優良な大企業に入社して、その仕事内容に興味と誇りを持って取り組んでいけば、定年退職するその日まで転職することなく、その会社に骨をうずめることも不可能ではありません。
もちろん、どんな大企業であっても、リストラ、人員整理縮小などで、不本意ながら会社を辞めなければならないリスクはゼロではありませんが、中小零細企業や大企業といえど、経営危機がささやかれているところよりもはるかにそのリスクは小さいです。
これまで従業員のリストラや整理縮小を行ったことがなく、今後も景気動向に大きく業績を左右されない大手企業
に就職することができたら、就活に成功したといって良いでしょう。
公務員と同じように、自分の職業上の身分がある程度安定しているので、一つのところで仕事に熱中したい人には良い環境だと思います。
たしかに安定を求めている人は多いので、優良大手企業の競争率は高いですが、最初から諦めたりせず、まずは本気で入社を狙っていく姿勢が大事になってくると思います。
よく言われることですが、「優良大手企業から中小ベンチャー企業」への転職はわりと簡単にできますが、「中小ベンチャー企業から優良大手企業」への転職はかなり至難の業でとてもハードルが高いと感じています。
ゆくゆく起業したいのであれば、ベンチャー企業で最前線で経験を積む
選択肢として、近い将来起業したいと考えている人もいると思います。
自分の父親(母親)が経営者だった、自営業者だったという人は、家業を継ぐケースもあると思います。
そうした場合、大手企業に入っても対して有益な経験を積むことはできません。
それよりも、ベンチャー企業に入って、プレイヤーとして最前線で濃い経験を積むことが、独立後の糧になることが多いと思います。
そんな場合、企業の規模に重きを置かず、将来どういった分野で起業したいのかを明確にして、その経験を積める企業に絞って就職活動をすすめると良いと思います。
そういう観点で考えると、「就活に興味を持たず、アルバイトに精を出している」というのも、理由によってはアリです。
自分が将来起業したいジャンルやいつか継ぐ予定の親の家業が、そのアルバイト先と同じだったりするのであれば、就職活動せず、そのアルバイト先(パート先)で働き続けるのも良いでしょう。
その場合、何も精神力をすり減らしながら、めんどくさい就活などする必要はないかもしれません。
いずれにせよ、起業するのが最初のゴールなのであれば、大企業で働くことなど考える必要は全くなく、少しでも早く必要な経験を積むためにも、少人数のベンチャー企業など、必要な経験が積めるところで働くのが良いと思います。
もちろん、自分の欲しいモノが手に入るのであれば、正社員にこだわる必要も場合によってはないと思います。
ただ、会社の規模にこだわらないといっても、社員の人権を無視するような「ブラック企業」には注意してくださいね。
自分の将来像を明確にし、就活先を決めるのが重要
ここまでの話を整理したいと思います。
- 就活で成功するために重要なこと
- 就職活動で失敗したり後悔したりしないためのポイント
としては、自分が将来どうしたいのかをまず明確にすることから始める必要があります。
職場で可能な限り安定した身分を選ぶのか。
それとも、一日でも早く必要なキャリアを手に入れたいのか。
それにより、優良な大企業でなければならないのか。それとも入社直後にプレイヤーとして最前線で働ける企業の方がベターなのか、が決まってくるのだと思います。