転職活動したいけど何から始めればいい?
転職活動に最も求められることは、「決断力」と「スピード」です。
世の中には、パレートの法則なるものがあり、「80:20の法則」や「2:8の法則」とも呼ばれているのですが、実際に「転職するぞ」と決意を決めても、それを実行に移す人は、10人中2人程度にとどまるのだそうです。
転職しようと思っても、実際動くのは2割にとどまり、忙しいだの「やらない言い訳」をなんだかんだ付けて、結局本意ではないのに、今の会社にとどまり続ける人が8割だということです。
よく言われることですが、考えることと、それを実行に移すことは別問題というわけです。
当然、実行に移せる行動力のある人は、「勝ち組」ですし、妄想するにとどめる人は「負け組」ということになります。
転職しようと決めたのであれば、早速それを実行にうつしましょう。
でも、転職活動したいけど何から始めればいいの?って思っている人もいると思うので、転職活動の大まかな流れについて、わかりやすく解説してみたいと思います。
まず転職エージェントに登録する
転職を考えたらまずすべきことがあります。
それが、転職エージェントに登録することです。
ポイントは、まずは 「転職サイト」ではなく「転職エージェント」に登録すること!
「取扱求人の質」や「転職活動をサポートしてくれるプロのコンサルタントが担当につくこと」だけを考えても、正社員転職を考えていて、今よりも良い条件での転職を狙っているのであれば、まずは転職エージェントに登録し、活用することが最初の一歩になります。
最初に2~3つ程度のエージェントに登録すると良いでしょう。
口コミ評判もよい優良な転職エージェントをこちらのページでご紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
上記の転職エージェントに登録したら、折り返し担当者からメールもしくは電話にて連絡が来ます。
その後、転職エージェントの拠点で面接があるため、「家から最寄りの拠点」か「転職を考えているエリアに近い拠点」でのエージェント担当者との面接をいつするのかの日程調整を行うことになります。
転職エージェントに利用を断られたら?
転職活動で利用する媒体として、もっともおすすめな転職エージェントですが、実は登録したら誰でも利用できるというわけではありません、、
転職エージェントが保有している優良な公開、非公開案件が多数あるのですが、そうした案件を紹介できる人材ではないと判断されると、エージェントの利用を断られるケースもあります。
断られ方としては、登録後「紹介案件がないため申し訳ありません」といったメールが届く場合が多いです。
ただ、「利用を拒否されるのは悲しいから、最初からハローワークを使って転職活動しよう」と転職エージェントの利用をはじめから敬遠するのだけは辞めましょう。
転職エージェントごとに取扱案件も異なりますし、特徴も少しずつ異なるため、ある転職エージェントは利用を断られても、別の転職エージェントには登録を歓迎されるケースも少なくないのです。
なので、もし「紹介案件がないので・・・」と利用を断られても、他の転職エージェントを片っ端から登録してみて、他に利用できる転職エージェントがあるのかどうかを調べることが重要になってきます。
転職エージェントでの転職活動は、最適な求人をエージェント所属のプロのコンサルタントが紹介してくれますし、面接対策のための模擬面接や、履歴書、職務経歴書などの応募書類に関するアドバイスもしてくれます。
今の会社での仕事に忙しい私たち求職者にかわって面接日の日取りも変わりに決めてくれますし、給料交渉などもやってくれます。
転職活動に関するあらゆる不安な点について相談もできますし、転職活動を二人三脚ですすめていくイメージになります。
全ての転職エージェントが利用できない場合、転職サイトやハローワークを利用して転職活動すると良いでしょう。
転職サイトは求人を精査すること
一方の転職サイトでの転職活動は、転職サイト上で自分で求人を見つけて、自分で応募して内定を勝ち取っていく必要になるので、他人に頼らず自力での転職活動ということになります。
注意点としては、ブラック企業などの変な求人に応募して、転職後後悔しないように、求人内容の精査はしっかり行う必要があります。
全て自力での転職活動になるため、転職エージェントの利用に慣れている人にとっては、今の会社で働きながら転職サイトを使って転職活動することは、かなりシンドイな・・・と感じると思いますが、ハローワークよりは転職サイトを使った方が、良い条件の会社が見つかる可能性は高いので、頑張るしかないかと思います。
ハローワークの担当者を転職のプロだと頼らないこと
ハローワーク(職業安定所)は、所内にアドバイスをしてくれるスタッフが何人かいますが、転職エージェントのような転職のプロではないので、過度な期待はしない方が良いです。。
聞き上手なおじさん、おばさんが多いイメージがありますが、転職先の相談というよりは、「自分の希望する条件の会社の求人があるかどうか」や「ハローワークを活用しながらわからないことを聞く」程度にとどめ、転職先はあくまでも自分で責任を持って決めるというスタンスで臨むのが良いでしょう。