長続きする仕事の選び方【最重要】

長続きする仕事の選び方【最重要】

長続きする仕事の選び方【最重要】

長続きする仕事の選び方今転職を考えている方へ、そしてこれから就職活動をする方へ、私が最も伝えたいのは、どうか「長続きする仕事(長続きしそうな仕事)」を選んでくださいということです。

大学卒で就職する場合でいうと、定年が60歳ですから、定年退職するその日まで、実に38年という長きにわたり、会社員として働き続けることになります。

中卒や高卒で働き始める場合は、それ以上の期間働き続けることになるので、感覚的に「長続きする仕事」を選ぶことの重要性は、なんとなくわかってもらえるとは思います。

ただし、間違っちゃいけないのが、「長続きしそうな会社」ではなく「長続きしそうな仕事」を選ぶべきということ。

字面は似ていても、両者の意図するところは全く異なります。

今回は、なぜ長続きする仕事を選ぶことが最も重要なのか、「長続きする会社」との違いを踏まえつつ、長続きする仕事の選び方について書いてみたいと思います。

1.長続きしそうな会社なんて幻想です

まずは、「長続きしそうな会社」を最優先に就職先考えたら絶対にダメ!という話からしたいと思います。

長続きしそうな会社というのは、「長く働けそうな会社」のことです。

  • 社風が自分に合いそうな会社
  • 定年まで勤められそうな大手企業
  • 社長の経営理念に共感できる

理由はこのように様々ですが、会社のことを好きになって、その会社に骨をうずめる覚悟で、就職するということです。

もちろん、こうした「長続きしそうな会社」を選ぶことはとても大事なことではありますが、これは最重要なことではないと私は確信しています。

なぜなら、「長続きしそうな会社」という期待は、残念ながらその大半が「幻想」だということを身をもって知ったからです。

1-1.大企業ですらリストラは日常茶飯事

長続きしそうだと思っていても、その期待はある日突然裏切られます。

誰もが知っている超大手の大企業であっても、ご存知の通り倒産や身売りのニュースは後を絶たないし、大規模なリストラは日常茶飯事的に行われています。

つまり、入社したら親が喜びそうな有名な大手企業などに「一生ついていきます!」と忠誠を尽そうと思っても、私たちが定年退職する数10年後まで企業側がまともに存続している確証すらないということです。

1-2.会社は絶対に第一に社員を守ってくれない

また、どんなに利他的で社員想いの理念を持った会社であっても、売り上げが傾いたとたん、社員は真っ先にクビ切りの対象となります。

お金がないと、会社は倒産しますので、社員の幸福よりも会社の存続が当たり前に大事だということです。

つまり、会社は絶対に第一に社員を守ってくれないということをあらかじめ認識しておくことが大事です。

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