転職内定までの期間はどれぐらい?【年齢、業種別】
みんな転職内定までの期間はどれぐらいなんだろう?
転職を考えている人、すでに転職活動中の人は気になりますよね。
転職するのがはじめての人は「他の人の転職内定までの期間」が特に気になると思います。
確かに転職活動において焦りは禁物です。
ただし、「転職活動に要するおおよその目安」を知っておいたほうが、安心して自分のペースで転職活動を続けられるので、転職内定までの期間の目安は知っておいた方が良いでしょう。
1.転職内定までの期間の平均は約2か月
とある転職サービス会社の調査によると、転職活動をはじめて内定先が決まるまでに要した期間の平均は2.1ヶ月だそうです。
転職活動開始から、内定先を勝ち取るまでに平均で約2か月を要するということです。
みなさんはどうお感じになりますか?
ちなみに、実際私の場合、IT技術者としての転職経験が過去に4回ほどありますが、内定先が決まるまでの平均は3週間程度でした。
なので、個人的な感想としては、みんな結構長引いているんだな、、という印象を持ちました。
2.2週間以内に内定先が決まっている人も2割以上いる
ただし、転職活動から2週間以内に内定先が決まっている人も、求職者全体の2割以上いるというデータもあるそうです。
- 転職内定までの期間の平均は約2か月
- 2週間以内に内定先が決まっている人も2割以上いる
つまり、早い人はいち早く転職先が決まっているし、転職先がなかなか決まらない人が、転職内定までの期間の平均値を押し上げているということがわかります。
次の会社が決まるまでの長さは、
- 求職者の「年齢」
- 求職者の「職種」や「業種」
- 求職者の活用している転職媒体(サービス)
こうした要素に左右されるようです。
順に見ていきましょう。
3.年齢が高くなればなるほど転職内定までの期間は長くなる
まず、求職者の年齢が高くなればなるほど、転職内定までの期間は総じて長くなります。
- 20代後半よりも30代前半の方が転職活動期間は長引く
- 30代前半よりも30代後半の方が転職活動期間は長引く
- 40歳過ぎると年々転職活動期間が長期戦になる
傾向にあるということです。
「転職を思い立ったら一日でもはやく転職活動をはじめたほうが良い」
といわれているのは、まさに年齢が高くなればなるほど、転職が難しくなることを物語っているといえるでしょう。
※関連記事:転職を思いったったらまず最初にすべきことは転職エージェントへの登録です。
4.即戦力度合を見極めやすい「職種」「業種」は内定までの期間が短い
また、「職種」や「業種」によっても、転職内定までの期間は変わってきます。
ざっくりいうと、採用側が求職者の即戦力の度合いを比較的見極めやすい「職種」「業種」は内定までの期間が短い傾向があるようです。
その典型が技術職です。
出来るのか出来ないのか、、つまり「経験があるのか、ないのか」を客観的に判断しやすいからですね。
4-1.ITエンジニアなどの技術職は比較的早く内定先が決まる傾向がある
先ほど、「職種」によって転職活動期間の目安は異なるという話をしましたが、例えば「IT技術者」は他の職種よりも比較的早く内定先が決まる傾向があると、自分自身の転職経験を通して実感しています。
理由としては、そもそも転職市場でのITエンジニアの需要が高いということが根底にあり、求人数も多いことから、短期間に多くの企業に応募することが出来るため、短い転職活動期間で内定先が決まるということが言えると思います。
もし、20代~30代のITエンジニアで、転職活動に2か月以上かかっているという人は、利用している転職サービスに問題があるのかもしれません。
※参考記事:ITエンジニアが活用べきおすすめの転職エージェント5選【厳選】
ITエンジニアは転職を通して、少しでも自分の技術を高く買ってもらうことが大事ですから、活用する転職サービスを厳選するのは、基本中の基本になります。
転職を成功させたいのであれば、求人の質や量から考えても、公共の職業斡旋所である「ハローワーク(職安)」や、求人情報誌、また無名の転職サイトなどで、安易に転職先を決めるのは、おすすめできません。
半年以上転職活動しているのに転職先が決まらない方へ
年齢、職種関係なく、半年以上転職活動しているのに、内定をもらえないという人は、利用している転職サービスを一度見直しましょう。
先述の通り、好条件の待遇の職場に正社員転職を考えていているのであれば、ハローワークを利用しても、満足いく結果は期待できないでしょう。
それは一度でもハローワークで転職活動をした経験がある人であれば実感があると思います。
定年後の再就職やパートを探している主婦には、ハローワークを活用してもいいとは思いますが、正社員転職には不向きなサービスです。