なりたい職業に就ける確率は?
多くの人が、小学生の頃、あるいは中学生、高校生の卒業文集の寄せ書きの欄に「将来の夢」を書かされた経験があると思います。
とある調査結果によると、小中学生の将来なりたい職業ランキングの上位にきた職業は
男の子だと
- 漫画家
- 宇宙飛行士
- サッカー選手
- パイロット
- 野球選手
- お医者さん
- 電車の運転手
- 科学者
- 学校の先生
- 警察官
- 探偵
といった職業が上位にランキングし、女の子だと
- 保母さん(保育園の先生)
- お花屋さん
- 獣医
- ピアノの先生
- 看護師
- 芸能人(歌手・女優・アイドル)
- お菓子を作る人・ケーキ屋さん
- トリマー
- 小説家
- カメラマン
といった職業が上位にランキングしたそうです。
このような、将来なりたい職業に、いったいどれぐらいの人が就けているのでしょうか。
なりたい職業に就ける確率について調べてみました。
なりたい職業に就ける確率は驚くほど低い
最終的に、なりたい職業に就ける確率はいったいどれぐらいなのか。
個人的にとても気になっていたので、数年かけて異業種交流会や会社の飲み会や同窓会などで交流した多くの人に聞いてみました。
母数としては約240人に聞いたことになります。
その結果、あくまで、転職マニアの周りに限った話ですが、なりたい職業に就けたという人は全体の20人弱となり、確率的には1割にも満たない結果となりました。
多くの人は就職先を選ぶのに現実的な選択をする
なぜ、多くの人は昔夢見た職業に就けなかったのか?
実はこの表現は正確ではありませんでした。
多くの人に聞いたところ、昔夢見た職業に就けなかったのではなく、自分の意思で就かなかったようです。
具体的に言うと
- 親や周囲に反対されなんとなく違う職業に就いてしまった
- なりたいと思っていた職業は給料が低かったのであきらめた
- 就きたかった職業を諦めたのは、身分が不安定だったため
- 職業としてではなく、趣味として続けることにした
このように、大人になるにつれ、客観的に冷静に自分を見るようになり、就職(転職)において無難な選択をしたという人がかなり多かったです。