燃え尽き症候群かな?と感じたら職場を変えてみる!
意欲的にバリバリ働いていた人が、ある日突然モチベーションの低下とともにやる気をなくし、抜け殻になってしまう状態のことを燃え尽き症候群と言います。
海外ではバーンアウトシンドロームと呼ばれていて、ストレス社会が抱える大きな問題の一つと言われています。
スポーツ選手がよく例に出てきますが、ビジネスマンでも燃え尽き症候群になってしまう人は少なくありません。
なにも、元々怠け者だった人が、相変わらずいいかげんで無責任だって話ではありません。
全力疾走していた人が、ある日突然燃えカスみたいになってしまうことを燃え尽き症候群と呼ぶのです。
燃え尽き症候群の特徴は、ある程度はっきりしていて
- 仕事の調子が悪くミスが目立つようになった
- 職場に行きたくないと感じている
- 周囲とのコミュニケーションを避けるようになった
- ぼんやりしたりため息をつく回数が増えた
- 朝起きられず、遅刻や欠勤など勤怠が悪くなった
- 頭痛や体のだるさなど慢性的な体調不良を感じている
- 夜寝れない
- 以前よりも金遣いが荒くなった
- 以前よりもアルコールの量が明らかに増えた
- 他人への八つ当たりが増えた
- 周りから「大丈夫?」と声をかけられる日が増えた
これらの半分以上に該当するのであれば、燃え尽き症候群を疑ってみましょう。
確かに燃え尽き症候群になると、パフォーマンスが尋常じゃないレベルで低下するため、仕事どころではなくなってくるだけでなく、鬱病や免疫疾患、糖尿病などにかかるリスクが高まるため、早めに対処する必要が出てきます。
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燃え尽き症候群の原因の大半は職場環境にあり!
燃え尽き症候群かな?と感じたら、病院で診てもらうと同時に、燃え尽きた原因が何かしらあるので、まずはその原因を探っていくところからはじめましょう。
燃え尽き症候群になってしまった直接の原因の多くは、職場環境によるストレスが要因です。
- 極度の疲労状態に陥るまで働かせる社風の会社ではなかったですか?
- あり得ないほど高くて合理的でない数値目標を社員に負わせる会社ではなったですか?
こんな状態で馬車馬のように働かされると、目標達成出来ないことで、負け癖がつき、次第に仕事に対しての興味が失せてくるのは当たり前の話です。
ブラック企業がこの典型的なのですが、社員がどんな気持ちで働こうが知ったことではないと考えているため、全く意味不明の売り上げ目標を社員に押し付け、それを達成するまで社員を家に帰さずこき使おうとします。
そのことによって、社員が当初の情熱を失い、燃え尽きてしまっても、「使い物にならなくなったポンコツはさっさと捨てて、代わりに若くて元気な社員を新しく採用すればいいや」的な考えでいるのです。
ブラック企業は、社員から搾れるだけ搾り取って使い捨てする社風であるため、そうした会社だと燃え尽き症候群になる社員の割合が通常の会社よりも格段に高いのが特徴です。
- 社員の離職率が高めの会社
- 目標や志ばかりが高く実力が伴ってない会社
- あり得ないほど高い目標を立てたがる会社
- 社員の長時間労働を推奨している会社
このような「社員を使い潰す」経営をしていれば、意欲的で前向きな社員であればあるほど、燃え尽き症候群になってしまいます。
このような、働く価値のないブラック企業であれば、こちらから辞めてやりましょう。
本当は、燃え尽きる前に辞めるのがベストですが、燃え尽きてからでも遅くないので、早めに転職活動して、職場環境を変えるのが一番のリフレッシュになり、新たな気持ちで仕事に取り組むことも可能になってきます。
社長の考えや発言からわかるのですが、
- 無意味に体育会系
- 精神論が多い
- 社員の幸せよりも会社の幸せ
- 言ってることが宗教っぽくて怪しい
こうした社長が経営している会社はたいていブラック企業ですので、そうした会社とは早めに関係を断ち切るようにしましょう。