給料・年収が低いことに危機感を持つべき?
昔、ある雑誌で「家計と収入」に関する調査結果を見て愕然としたことがあります。
それは、結婚して子供が2人いる家庭が一生涯でいくらのお金が必要になるのかのシミュレーション結果でした。
その調査によると、その家庭を養うために必要なお金は約2億円ということでした。
たしか、何かの財テク系の雑誌上でファイナンシャルプランナーが寄稿していた内容でしたが、その雑誌を見た当時の20代後半の私は大きなショックを受けたのを覚えています。
なぜなら、今の会社で働き続けても、2億円なんてどう考えても稼げないと確信を持ったからです。
その時を境に、私は転職することの重要性を肌で感じたわけですが、サラリーマンが自らの給料・年収が低いことに対して危機感を持つべきかどうかについて書いてみたいと思います。
実力相応の給与を払ってくれている会社かどうか
まだまだ社会人なりたてで実力もない社員に高い給与を払ってくれる会社などありません。
なので、今の給料が低いからといってその会社に見切りを付けるのは早すぎるでしょう。
ただし、自分が実力を付けたとき、会社の売上に大きく貢献できる社員になった時、自分の実力相応の給与を支払ってくれるレベルの会社かどうかは、必ず見極めてください。
具体的には
- 会社の先輩が実力や実績を正当に評価され適切な報酬をもらっているか
- ベテラン社員の会社への定着率は高いか
- 客観的な評価基準が会社内で明文化されているか
このような