転職するのに優秀な人材かはあまり関係ない
スペシャリストや何かの技術に特化した人が、転職市場で評価されやすいのは確かにあります。
ですが、自分は平均的で得にきわだったスキルや才能もないんだよなー
と悲観し悩む必要は全くありません。
転職するのに、優秀な人材かどうかはあまり関係ないからです。
もちろん、有能な人材が転職市場で引く手あまたという事実は間違いありませんが、会社はある能力に秀でたスペシャリストだけで成り立っているわけではないからです。
企業の目的は組織として高い成果を出すこと
企業は、組織全体として良い結果を出すことが最終目的になります。
そして、ある能力に秀でているスペシャリストだけで組織は成り立っているわけではなく、多くのジェネラリストも組織にとって必要な人材です。
たとえば、チームをまとめるマネージャー、社長の補佐役、チーム間の調整を任せたい人などはスペシャリストではなく、幅広くいろんな業務に精通しているジェネラリストタイプを配置するのが適切な場合も多いでしょう。
優秀な人間だけではなく、いろいろなタイプの人が組織を動かしていくためには必要だということです。
ソーシャルゲームを開発している会社が、有能なWEB系のエンジニアだけ大量に採用していても、会社は回っていかないですよね。
完成度を高めるためにはテスト要員も必要ですし、ゲームを売っていくためには、営業マン、広報、企画、マーケッターも必要になってきます。
そして円滑に会社を回して行くために、社員を支える総務職や経理職といった人材も必要不可欠です。
自分らしさを発揮するためには、どの職場で働くのが適当なのか。
を十分に考えて、転職活動するのが大事なことだと転職マニアは感じています。
