退職理由って適当に嘘言ってもいいの?
会社を辞める意思を上司に伝える際、必ずといっていいほど聞かれるのが「退職理由」。
ですが退職理由の伝え方次第では、会社と揉めるなんてこともしばしばあります。
辞める時ぐらい好きに辞めさせてくれよ・・・って思っちゃいますよね。
結論から言うと、退職理由はバカ正直にありのまま話す必要はありません。
なぜなら、バカ正直に退職理由を伝えたら、高い確率で角が立ってしまうからです。
今の会社が嫌だから辞めるって人は多いと思いますが、「この会社で働きたくないから退職します」なんてストレートに言ったら、揉めるに決まってますよね。
おすすめの退職理由としては、
- 会社への不満を退職理由にしない
- 不毛な言い争いに発展しない内容を話す
- 引き留め工作しても時間の無駄ですということを一瞬でわからせる
- バレる嘘はやめておく、、
がポイントになってきます。
それから、退職予定だけどまだ次の転職先が決まっていないという人は、転職エージェントを使って早めに転職活動を開始することをおすすめします。
後から揉めそうな退職理由はNG!
ではまず退職理由としてのNG事例から書いてみたいと思います。
- 社長の言動についていけなくなったから、、
- 給料が安すぎるから、、
- 会社の将来に不安があるので、、
- 働いてみたい業界が他にあってとても悩んだのですが、、
- 両親の介護をするため
- 独立して会社経営にチャレンジしたいから
先ほどの繰り返しになりますが、会社への不満をそのままぶちまけてはいけません。
ぶちまけたい気持ちはわかりますが、辞め際に反感を買ってしまうと、妨害工作をされる可能性さえ出てきます。
転職が決まっている私たちにとって、辞める会社は過去の存在です。
無意味にエネルギーを費やさず、大人の対応で綺麗に辞めましょう。
また、会社を辞めることが目的なので、引き留め工作を受けるのも、時間の無駄ですよね。
会社を辞めることは自分の中ですでに決まっていて、気変わりをすることはないということもしっかりとと耐えましょう。
また、両親や祖父・祖母の介護を退職の理由にしてしまうと、その後すぐに転職した場合、介護するために会社辞めたんじゃないのかよ!!ってことになってしまいます。
すぐにばれてしまう嘘を退職理由として伝えるのは、後々揉めることになるので、辞めておいた方が良いと思います。
退職理由は無難なのがおすすめ
結論から言うと、退職理由は無難なのがおすすめです。
- 設計段階からシステム開発に携わりたいから
- 身体を壊しがちなので、残業の少ない会社で働くことに決めた
- 今後チャレンジしたいことが見つかった
相手側が感情的になって退職届を破り捨てたり、引き止めたりしてきても冷静に対処すれば問題ありません。
勤労の自由は、憲法で保障されている私たち労働者の権利ですから、会社を辞めれないことはあり得ません。
もし、そんな最低限度の権利も尊重できない酷い会社なのであれば、最終手段として内容証明郵便で退職届を会社に送り付けたらいいです。
その後2週間経過すれば合法的に会社を辞めることができます。
まあ、そこまで退職を邪魔されることは考えられないので、無難な退職理由を伝えて、期間内に引き継ぎ作業を粛々と行ったら、次の転職先の会社で頑張るだけです。