契約社員のメリットとデメリット【アルバイト以上で正社員以下は間違い?】
「契約社員」というのは、働き方の形態の一つです。
多くの人が抱いている契約社員のイメージとしては、
- アルバイト以上で正社員以下の待遇
- 正社員よりも簡単に採用される
- 社会保険が完備されている
ざっくりと、こんなところではないでしょうか。
働き方の形態としては、そのほかにも「正社員」「派遣社員」「アルバイト」「パート」などがありますので、これらと比較した契約社員のメリットとデメリットについて書いていたいと思います。
1.契約社員は正社員よりもパート・アルバイトに近い
前述のとおり、契約社員について「アルバイト以上で正社員以下の待遇」というイメージを持っている人が多いです。
ですが、契約社員はどちらかというと、パートやアルバイトに近い待遇、働き方であるという認識の方が正しいと思います。
「でも契約社員だと社会保険も完備されるって聞いたよ」
と思う人もいるかもしれませんが、週30時間以上、働いている場合、パートやアルバイトであっても、会社は社会保険に加入する義務を負っているため、フルタイムで働いて社会保険に加入しているパート・アルバイトの人はかなりの数います。
社会保険完備なんて、一定の時間労働していれば誰にでも与えられる権利なのです。
結論から言えば、契約社員とパートやアルバイターとの唯一の違いといえば、企業との雇用期間が契約によって一定期間あるという違いだけで、その他に大きな違いは特にありません。
- 契約社員・・・雇用期間は半年や1年ごとに更新
- アルバイト、パート・・・雇用期間がなくいつでも解雇可能
契約期間が過ぎれば、いつ契約を終了されてもおかしくないという点で、契約社員は正社員よりもパート・アルバイトに近いということが言えます。