資格は転職前に取っておいたほうがいい?
資格はもちろん持っておくといいことばかりです。
業務に関係している資格を持っていると、採用される際にも、最低限必要な知識を持っているとの判断材料にもされますし、資格を取得した事実に対して、その意欲を評価してくれる会社もあります。
ただし、転職時期を先倒ししてまでも、資格を先に取得すべきかについては、転職マニアは資格取得を最優先に考えるべきではないと思っています。それは転職マニアのこれまでの転職経験を振り返ってもそう確信できます。
企業が求めているのは即戦力
当たり前ですが、採用側の企業が求めているのは、即戦力になってくれる人材です。
特殊な技術系の仕事で、採用するのに不可欠な資格もありますが、それはごく一部であってその他ほとんどの資格については、資格を持っていることは、即戦力になることの証明にはなりません。採用企業から見た資格の重要性はそんなものです。
なので、資格は転職前に取っておいたほうがいいのかどうかについては、基本的にもっているにこしたことはないが、転職活動を遅らせてまで、資格取得すべきではないというのが、転職マニアの考えです。
転職マニアはIT系のエンジニアでしたが、資格持っていて良かったと思ったのは、毎月資格保有者に数万円の手当てが付いたことぐらいです。
それよりも、現場で即戦力になるほうがはるかに大事ですので、採用条件が資格保有者のみと明記されているなど支障がない場合以外は、先に転職活動からはじめることをおすすめします。
現場でキャリアをどれぐらい積めるかが最も大事なことになってきますので、今後のキャリアに必要のない会社で資格取得のために長い間燻ぶっているのは、貴重な時間を無駄に浪費しているといわざるをえません。