6月に中途入社、新人研修が始まる
今日は6月1日。
ようやく、待ちに待った入社日がやってきました。
6月入社ですし既卒ですので、中途入社になります。
内定者は、本社5Fに朝8時30分までに集合するようにと事前にメールで告知がありました。
転職マニアは、めちゃくちゃ張り切っていたので、1時間前に最寄り駅につき、入社試験の時にも使った駅前の喫茶店で心を整えました。
今日は社長が新入社員に入社に当たってのメッセージをくださるとのこと。
その後、新人研修についての説明があり、そのまま研修に突入するとのこと。
研修期間は、JAVAを使ったアプリケーション開発研修が2ヶ月と、ネットワーク機器を使った研修が1ヶ月の計3ヶ月。
その後、いずれかの部署に各人割り振られ、各部署が持っている仕事をOJTで担当して行くとのことでした。
転職マニアは、すでにJAVAは独学で習得済みです。
しっかりとJAVA研修でアプリケーションの開発についてマスターし、仕事で使えるようになるレベルまで磨き上げていかなければなりません。
時間になったので、喫茶店を出て本社ビルへ向かいました。
同期は50人!研修が始まった!
本社ビル5階に行くと、廊下に大量のスーツを着た男性女性があふれかえっていました。
雰囲気で、その人達は皆新入社員というのがわかりました。
え、、、この会社新入社員何人採ったんだ??
あまりの多さに転職マニアは言葉を失いました。40人はいるでしょうか。
そして、それ以上に驚いたのが、なんと採用試験を一緒に受けた7人が全員いることでした。
結局みんな合格したのかよ、、、(汗)
その後、若い先輩社員が現れて僕らを廊下の一番奥の部屋に通してくれました。
その後、社長のスピーチがあり、同期は全員で50人いることがわかりました。
全社員の数が1500人なので、中途入社の同期が50人というのは、明らかに多いと思います。
それでも、同期が大人数でなんだか楽しそうなので、転職マニアはあまり気にしないことにしました。
社長のスピーチの後、転職マニア達の研修を担当するエンジニアの先生が簡単にカリキュラムの説明をして、いよいよ入社日当日から研修が始まりました。
入社前に技術面の最低限のチェックはすべき
「はい、それではパソコンの電源を立ち上げてください。
研修用のフォルダを作ってもらいたいのでエクスプローラーを開いてください。」
研修担当のエンジニアの先生が指示を出し、新入社員各自がそれにしたがいます。
転職マニアは、エクスプローラーを開いて、次の指示を待ちました。
すると隣に座っている男性社員が転職マニアに話しかけてきました。
「ねぇ、エクスプローラーって何?」
「え・・・?ああエクスプローラーは、この画面だよ」
転職マニアは、隣に座っている男性社員のパソコン上でエクスプローラーの画面をショートカットキーで開いてあげました。
「おぉ、ありがとう!俺パソコン初心者やからこれからもよろしくな!」
「あぁ、わかる範囲であれば何でも教えるよ。」
転職マニアは答えました。
転職マニアは、隣の男性に話しかけられてうれしかった反面、少しビックリしました。
「エクスプローラーも知らないのか。エンジニア採用なのに大丈夫だろうか・・・」
転職マニアは、入社試験の日のことを思い出しました。
採用試験は、簡単な一般教養試験と簡単な集団面接のみ。
そういえば、転職マニアは技術スキルのことについて一回も質問されなかったことに気付きました。
それはだめだよ。最低限の技術スキルは入社前にチェックしないと。
適正がなくて研修について行けなかったら、配属先で困るのは新入社員です。
すると今度は後ろの女性社員が、ネットにつながらないとあたふたしています。
後ろを振り返ると、その女性社員のパソコンのLANケーブルが抜け落ちていました。
「多分、LANケーブルが抜けているからだと思いますよ」
転職マニアがそう教えると、その女性社員にありえないぐらい感謝されました、、(汗)
この会社、大丈夫だろうか・・・
でも、研修はまだ始まったばかり。
プログラム研修とネットワーク研修をしっかり自分のものにすることで、いくらでもまだ挽回できます。
人の心配するよりも、まずは自分の心配をしないと。
そう考え直した転職マニアは、研修担当のエンジニアの先生の言葉に全神経を集中させました。
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