仕事でうつ病になる前に会社を転職！
うつ病は、日本人の7人に1人が、一生のうち一度はかかるといわれています。
うつ病はなったことがある人間にしかわかりませんが、鬱病は恐ろしくしんどい病気です。
簡単に言うと鬱病は、脳みそが極度に疲れた状態になっているため、物事を正常に判断することができなくなります。
その状態で仕事をするわけですから、ミスも多くなり、想像を絶する疲労感と絶望感につつまれます。
うつ病は、ブラック企業など過酷な労働環境で働くことが原因となることが少なくありません。
そして、鬱病になってしまったら、もはやそのようなブラック企業で働くどころではなくなります。
大事なことは、うつ病になる手前で自分の異変に気付くことだと思います。
職場環境がうつ状態を作り出している要因なのであれば、本気で転職活動を検討していくことが大事になってくると思います。
仕事で余裕がなくても、うつ状態に早めに気付こう
うつ病になると、気分が極度に沈んだり、いろんなことに興味を持てなくなったり、食欲が極度に低下（もしくは極度に増加）して体重が激減（もしくは激増）して吐き気がしたり、なかなか寝付けず睡眠障害になってしまったり、いらいらしてしまったり・・・心の病気になってしまいます。
集中力が低下したり、なにかをやる気力が起きないので、仕事をするのに大きな支障が出てきます。
なので、どんなに仕事が忙しくて気持ちに余裕がなくなったとしても、うつ病になる前の前兆に一秒でも早く気付いてあげることが大事になってきます。
心があなたに発信するSOSを聞き逃さないように、しっかりと耳を傾けてあげましょう。
- なんか、以前よりもぐったり疲れるよな・・・
- 一生懸命考えているのに、頭が回らないことが多くなったな・・・
- 仕事のストレスによる暴飲暴食で体重が一年で10キロも増えたよ・・・
こんな症状が自覚できるようになれば、うつ状態の可能性があります。
そして、このような「うつ状態」になったとき、是非チェックしておいたほうが良いのが、
「このような状態になった要因が今の職場の労働環境かどうか」です。
鬱病になったら、しんどすぎて、新たな行動を起こすことがなかなかできなくなりますし、深く考える気力もなくなります。
うつ病になる前、つまりうつ状態のうちに、今の職場がうつ状態を引き起こしているのかを改めて考えてみてください。
ブラック企業に未来はない
ブラック企業の過酷な労働環境が原因で、うつ状態になっているのであれば、そのまま環境をかえないとうつ病を発症してしまうリスクが高まります。
ましてや、働いている会社がブラック企業な上に、同僚や上司との人間関係も最悪なのであれば、精神状態にとっては良くないことこの上ないです。
うつ状態は脳みそがつかれきっている状態だと前述した通り、ブラック企業で働き続ける以上、そこから開放されることはないと考えたほうがいいです。
うつ病になって、正常な判断や行動ができなくなる前に、「人間らしい働き方ができる労働環境」「楽しみながら働ける職場」を新たに見つけるために、転職活動をはじめるのも、有効な選択肢の一つだと思います。
