40代、50代、60代の社員が少ない会社は要注意
ある程度の年齢になってくると、
自分は定年までこの会社で働くことはできるのか?
この会社にこのまま骨をうずめることはできるのか?
ということが自然と気になってくるものだと思います。
もちろん私地震も同じでした。
30代半ば(34才、35才位)のころ、今の会社でまじめに働いていれば、定年まで働き通すことができるのだろうか・・・と毎日不安な気持ちを抱えていました。
結論から言うと、定年まで働ける会社かどうかを完全に見極めることは誰にもできないことと思います。
ですが、定年まで働くことが難しいだろうと思われる会社を見極めることはそれほど難しいことではないように感じます。
長期間働けないだろうなという会社を最初から除外することが、定年まで働くことができる優良企業を見極めることの最短ルートにつながると思いますので、そうした企業の見極め方について考えてみたいと思います。
社員の平均年齢が低い会社は気を付けろ
会社のホームページの求人コーナーなどに、よく弊社社員の平均年齢、男女比率などのデータが掲載されていることがあります。
「当社の社員は平均年齢34歳ととてもフレッシュな人材がそろっているので、活気にあふれています」
「8割以上が20代社員で構成されているので、これから入社する若い社員にも大きなチャンスがあります」
こうした求人を見ると、なんだか楽しそうな会社だと一瞬思ってしまうかもしれません。
ですが、よく考えてみると、これらの会社には、40代、50代、60代の社員がほとんどいないという事実ももっているということです。
今あなたが30歳だったとしましょう。
若くて勢いのある楽しそうな会社だと思って働いても、10年後の40歳の自分がその会社で働いているイメージは決して持つことができないでしょう。
なぜなら、40代の社員がほとんどいないからです。
そんな中、自分だけは40歳になっても、50歳になっても、60歳になって定年を迎えるまでその会社で働き続けることができるとは、誰も革新を持つことなどできないと思います。
40代、50代、60代の社員が少ない会社の特徴
もう少し掘り下げて考えてみます。
なぜ、あなたの会社には40才代、50才代、60才代の社員がほとんどいないのでしょうか。
それは、「会社の方針として年配の社員を大切に考えていないこと」を意味しています。
その意味でも40代、50代、60代の社員が少ない会社は要注意だといえると思います。
こうした会社に自分の人生を託すことはとてもリスクが高い決断だと言わざるを得ません。
社員の平均年齢が低い会社には十分に気を付けてください。
今働いている会社がもしそうした会社なのであれば、いま一度、ご自身が働くことに対して抱いている優先順位を整理した方が良いと思います。
もし定年まで長く安心して働ける職場を考えているのであれば、転職することを検討するのも良いと思います。