理想の上司とは?人物像にせまる

理想の上司とは?人物像にせまる

理想の上司とは?人物像にせまる

新入社員として会社に入社したて(社会人になりたて)の頃を振り返ると、とにかくがむしゃらに頑張った記憶が誰にでもあるのではないでしょうか。

そして気づいたころには、いつしか新人だった自分にも部下がつくようになります。

そんなとき、誰しもが心の奥底で思うことが、

「私も自分の部下に理想の上司と思われたいっ!」

ってことではないでしょうか?

自分が新人時代、思い浮かべることが出来るような「理想の上司」に巡り合えているのであれば、幸せなことです。

「理想の上司」と思える人なんて誰一人としていなかったなーって人だって多いのですから。

そもそも、理想の上司って、どのようなタイプの人を言うのでしょうか。

その人物像について書いてみたいと思います。

理想の上司に近い有名人・芸能人は?

毎年恒例となっていますが、今春入社をひかえた新社会人を対象に実施した、「理想の上司」ランキングの2015年度版が発表されました。

その結果、男性上司と女性上司の上位は次のようになったそうです。
「理想の男性上司」ランキング

  1. 池上彰
  2. 松岡修造
  3. タモリ
  4. 長谷部誠
  5. イチロー
  6. 阿部寛
  7. 所ジョージ
  8. 堤真一
  9. 山中伸弥

「理想の女性上司」ランキング

  1. 天海祐希
  2. 仲間由紀恵
  3. 真矢みき
  4. ベッキー
  5. 滝川クリステル
  6. 篠原涼子
  7. 松嶋菜々子
  8. 真木よう子
  9. 米倉涼子
  10. 吉瀬美智子

理想の上司 「池上彰」さんが2年ぶり、「天海祐希」さんが6年連続トップ!
理想の男性上司では「松岡修造」さんが2位にランクイン!
男性新入社員の本音 上司にするなら女性より男性!?

引用元:明治安田生命「理想の上司」とそのイメージ

「世界を代表する一流スポーツ選手」や「今年旬な人」がランキングしてますが、「私だったらこんな人についていきたいな」と多くの人に思われているであろう素敵な方々がラインナップされている感じがします。

それでは、私たちも理想の上司に近づくためには、こういう素敵な方々の真似をするところから入ればよいのでしょうか?

誰もができることを確実にできる人になろう

理想の上司に近い有名人を表面上真似をしてみても、部下から尊敬などされませんので、辞めておいた方が良いです。

逆にバカじゃない?と思われるのが関の山です。

みなに素敵だなと思われているこうした著名人は、自分のフィールドでコツコツ頑張って成果を出している人たちばかりです。

そうした人を一般人である私たちがうわべだけ真似てみても、滑稽なだけです。

私たちが、「理想の上司」に近づくために意識的にやれることは「嫌われている上司を反面教師にする」「誰にでもできることを確実にこなす」この2つです。

理由があって嫌われている人というのは、どこに行っても嫌われて煙たがれるものなので、嫌われている上司を半面教師にするのは、とても意義のあることです。

嫌われている上司には、


  • ミスを部下に擦り付ける
  • 気分屋で情緒不安定
  • 部下の手柄を自分の手柄のように自慢する
  • 自らの過ちをなかなか認めない
  • パワハラ、セクハラが日常茶飯事
  • 部下を大勢の前で大声で叱り、自尊心を傷つける
  • 常日頃、他人の悪口や愚痴しか言わない
  • 部下に厳しく、自分に甘い。ストイックさの欠片もない
  • 自分より職位の高い上司にはペコペコ笑顔で太鼓持ちである。
  • 聞き上手ではなく、ひたすら自分の話ばかりする

このような共通点があるといわれているので、ぜひ反面教師にしてみてください。

心当たりがある人はすぐに省みましょう。

ただし、多くの社員に気に入られたいからと、いろんな点で妥協して好かれようとしても、逆効果になってしまいます。

人間そんな完璧になんてなれませんし、自分らしさがなくなってしまい、疲れてしまうだけです。

理想の上司に近づくためには、まず、誰もができる基礎的なことを上司自らがお手本となって確実にこなすことが最も大事なのだと思います。

例えば

  • 遅刻せず部下よりも朝早く出社する
  • 仕事が終わったら、部下が帰りやすいように率先して自ら先に帰る
  • さわやかに自分の方から部下に挨拶をする
  • えこひいきをしない
  • 感情で部下を怒らない
  • できるだけ部下の言葉に耳を傾ける

これら全てをすべきだとは言いません。

一つずつ、意識的に取り組むことで、必ず部下が自分を見る目が変わります。

人間は基礎ができると、そのうち応用できるようになります。

失敗してもいいからやってみろ!と部下に言ってやれる上司はとてもかっこいいですが、それが自然に言えるようになると、そのうち部下が致命的な失敗をしないようにこっそりフォローすることも合わせ技でできるようになります。

そうなってくると、多くの部下から「あの人は理想の上司だ!」と思ってもらえる日が来るのも、そう遠くないのではないかと思います。

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