入る会社間違えたら?就活大失敗!
大学生時代、必死の思いで勝ち取った内定。
今後定年まで果てしなく続く社会人生活が「バラ色なのかどうか」は「新卒カードをうまく切れたかどうか」次第、、・・・というのは、ほとんどの就活生が等しく持っている共通認識の一つでしょう。
きれいごとは言いたくないので、そういった側面があることは否定しません。
もちろん、人生は万事「塞翁が馬」であり「山あり谷あり」なので、就職活動の出来次第で社会人生活がほぼ決まるとまでは言いません。
ですが、このことだけは覚えておいてください。
それは「入る会社を間違ったら、即転職を考えること!!」です。
まだ入社してそれほど月日が経っていなければ(若ければ)、第二新卒枠ということで、再出発が可能です。
「石の上にも三年」という諺がありますが、今回のように「入る会社を間違ったケース」に関しては、それは必ずしもあてはまるモノではありません。
特に20代前半の社会人としては「キャリア」以上に「若さ」が重要視されます。
「入る会社を間違えてしまった・・・どうしよう」
と悩んでいるうちに2年も3年も月日が無駄に過ぎてしまうのが、一番もったいないケースです。
新卒入社後の間もない時期であれば、第二新卒枠としての再出発が可能ですが、新卒入社後何年も年月が過ぎてしまうと、もはや「第二新卒採用枠」での転職は不可能になります。
なので就活をミスったと判断した場合、第二新卒枠での転職が可能なうちに、早めにアクションをとることをおすすめします。
年齢的に第二新卒枠での転職が難しい場合、今持っているキャリアを活かして優良な企業に転職できないか検討してみてください。
再出発で一番大事なのは若いこと
いざ入社してみて
- 近日上場予定だと豪語していた自称ベンチャー企業が、ただの零細企業だった
- 名前が有名な大手企業だと思ったら、借金まみれで倒産寸前だった
- 社員の定着率の悪い(離職率の高い)、ブラック企業だった
- 社長がダメダメなオーナー社長の典型だった
実際フタを開けてみたらこのような状況だったというのは、残念ながらよくある話です。
会社は良い人材を欲しいと思ってますので、就活生に対し、自社の悪い面は隠したがりますからね。
特に社会人人生を経験したことのない就活生にとって、
- うちの会社は、業界では名の知れたベンチャー企業だ。
- 数年後には、マザーズに上場を考えているんだよね。
- 上場したら、社員にはストックオプションを与えることを約束するよ
こうした言葉が魅力的に聞こえてしまうものです。
「優良な大企業」に行くのか、それとも「ベンチャー企業」にかけるのかは、就活生の頭を悩ませる永遠のテーマなのかもしれません。
ですが、優秀なベンチャー企業がしのぎを削っているアメリカに対し、日本のベンチャー企業の特徴は、零細企業のオーナー社長が、誰にでもできる参入障壁の低いサービスを安い人件費で提供しているケースが本当に多いのです。
もちろん、日本にも優良なベンチャー企業は存在しますが、オーナー社長がIPO(上場)を夢見ているだけの、平凡なサービスを提供している会社が本当に多く存在しているのです。
長く働けない会社だと判断した場合、長く居続けて年齢を無駄に重ねることは致命的になってしまいます。
またこのようなありふれた中小零細企業であれば、今後歳をとって転職できるところがなくて困った場合に検討しても遅くないと思います。
今後長く続く社会人生活を台無しにしないように、入る会社を間違った!!と思ったら、第二新卒枠での転職が可能なうちに、転職を検討することをおすすめします。
年齢的に第二新卒枠で転職できない場合は、今持っているキャリアを活かして今よりも優良な企業への転職を考えてみてください。