非正規雇用から正社員に転職する方法
厚生労働省が先日発表した調査(就業形態調査)によると、2014年における労働者に占める非正規雇用者の割合が、4割を超えたとのこと。
非正規雇用というのは、期間を限定し、比較的短期間での契約を結ぶ雇用形態のことです。
非正規雇用の内訳をみると、
- パート労働者
- 契約社員
- 臨時社員
- 再雇用者
- 派遣労働者
- 出向社員
- アルバイト
などに分類されますが、ざっくり言ってしまうと、正規雇用(正社員)以外のほぼすべての労働形態が非正規雇用だと言えます。
この非正規雇用ですが、「多様化する働き方」「労働市場の活性化」に対応するために、浸透してきた働き方だったはずです。
労働者側が希望する条件の「労働時間」「労働日数」で働けますからね。
ただ率直に言うと、ほとんどの社員が非正規雇用のままでは食べていくことができません。
給料が低すぎるからです。
安月給だけではなく、雇用も不安定なので、将来の見通しは立ちにくく、非正規雇用のままだと「結婚」「出産」「子育て」はかなり難しくなってくると思います。
常勤である正社員の方が非正規社員よりも人気が高いのは、非正規雇用よりも「給料が高く」「雇用が安定している」からです。
精神的な安定を得られるのも正社員の魅力ですよね。
正社員と非正規雇用社員を比較した場合、生涯賃金で1億円近くも差が出るといわれています。
つまり、老後の心配をするまでもなく、非正規雇用者は早い段階で正社員転職すべきだというのが合理的な選択肢ということができます。
非正規社員から正規社員になりやすいケース
非正規社員から正規社員になりやすい典型的なケースとして、手に職を持ったエンジニアがあります。
エンジニアは、付加価値が高いため、企業側として正社員雇用したほうが自社に利益になるから。
それでも40歳ぐらいまでに正社員になっておくべきだと思う。
50歳でフリーのエンジニアだったとしても、
20代の非正規社員が正社員に転職する事例
◎エンジニア
エンジニアは若いことにポテンシャルを見出す。
正社員転職が
まずはヘルプデスクのような仕事を通して、働き方、エンジニアのレベルを知る。
◎介護
20代に限らず、くいっぱぐれることも少ない。
20代のうちに正社員にシフト後、とにかくキャリアを磨き、他社に欲しいと思われる人材になる。