電車での人身事故が減らないのはなぜ?
電車での人身事故が後を絶ちません。
鉄道人身事故とも言いますが、電車と人が接触して「ケガを負っている」あるいは「亡くなっている」可能性がある時に使用されます。
こうした電車による人身事故は、「東京」「神奈川」「千葉」「さいたま」「大阪」「兵庫」など、人口が多く電車による交通網が発達している都市部で特に多いです。
毎朝電車通勤しているサラリーマンであれば、自分の乗っている通勤電車が人身事故の影響で遅延してしまうという経験がある人も多いと思います。
鉄道人身事故が、電車と人との接触によって起こるものであることから、JRや私鉄や地下鉄など鉄道各社は「ホームドア」と呼ばれる、ホームの転落防止柵の設置数を増やしてきました。
ですが、電車での人身事故はいまだ減少傾向になっているとは言えません。
転落防止柵が増えていつのに、鉄道人身事故が減らないのはなぜなのでしょうか。
鉄道人身事故はどういったことで発生するのか
鉄道人身事故といっても、その発生する原因は様々です。
多いものとしては
- 自殺
「仕事上の悩み」や「学校でのいじめ」や「将来に対する漠然とした不安や絶望」が原因による「駅ホームからの飛び込み」「電車通過直前の線路への立ち入り」が多いようです - 駅構内のホームからの転落
歩きスマホ、立ちくらみ、酔っ払ったことによるホームからの転落により電車に轢かれてしまうケースが多いようです - ホーム上での列車との接触
駅構内のホームからの転落の場合と同様、歩きスマホ、立ちくらみ、酔っ払ったことにより白線の外側をふらついてしまい、電車と接触してしまうケースが多いようです - 線路内への立ち入り
自殺以外にも、線路内にいる人を助けようと遮断機をくぐり線路内に立ち入ったり、線路上にモノが落ちてしまい、それを取ろうとすることがきっかけで線路内に立ち入ってしまい人身事故に発展するケースが多いようです。 - 踏切の無理な横断
急いでいるなどの理由で、降りている遮断機をくぐり抜けて無理な横断をした結果、人身事故に発展するケースが多いようです - 第三者による突き落とし
第三者による「駅ホームからの突き落とし」が原因となる鉄道人身事故は「殺人事件」「殺人未遂事件」に発展します
このようなことがあると言われています。
少し見方を変えると「意図せず電車にはねられてしまったケース」と「自ら命を絶つために電車に飛び込んだケース」に大別することもできるでしょう。
「意図せず電車にはねられてしまったケース」は、転落防止柵など対策を講じることで、発生件数を大幅に削減することも可能だと思いますが、「自ら命を絶つために電車に飛び込んだケース」はいくらホームドアを増やそうが、効果はあまりないように感じます。
電車での人身事故が減らない原因は、自ら命を絶ちたいと思った人が、電車ではねられて死ぬことを選んだ結果だということもできます。
言うまでもなくどんなことがあっても自殺すべきでないですし「どんなことがあっても電車に飛び込む」という選択をすべきではありません。
そのことにより、周りの家族が悲しむことは当然のこと、電車利用者や鉄道関係者の方にも多大な迷惑をかけてしまうことを肝に銘じておくべきでしょう。
死にたいほど辛いのに仕事を続ける必要なんて何一つありません
私はサラリーマンの一員として、仕事や会社が原因での自殺、とりわけ鉄道人身事故による自殺を、一件でも減らしたいと強く願っています。
そして最終的にゼロにしたい。
サラリーマンの自殺の要因としては
- 「ブラック企業で精神を病んでしまう」
- 「会社での人間関係の悩みに疲れ果ててしまう」
- 「将来へ絶望してしまう」
こういったことが多い割合を占めていると考えられます。
ですが、死にたいほど辛いのに仕事を続ける必要なんて何一つありません。
ブラック企業なんて、全て倒産すればいいと思っているし、ブラック企業で朝から晩まで酷使されて、肉体的にも精神的にもボロボロになっている社員は、今すぐそんな会社辞めたらいいと思っています。
「こんな会社で働くぐらいなら死んだ方がマシだよ」と思い至る前に、早めに転職エージェントを使って、働いていて楽しいなと感じる職場を見つけてほしいと強く感じています。