会社に依存した働き方は非常に危険!
ご存知の通り、サラリーマンにとって大事なことは、
- 定年まで食いっぱぐれないこと
- いざという時のために転職できるだけのキャリアを磨いておくこと
ですよね。
一生働けるかどうかわからない会社に薄っぺらい忠誠を尽くすことではありません。
上司に気にいられるためご機嫌を取ったり、会社にコビを売ったりしても何のメリットもないということです。
会社に依存した働き方は、「全社員からの依存に耐えうるだけの体力が会社にあること」が前提ですが、終身雇用が完全になくなった今、会社からいつリストラされても不思議ではない時代になってしまいました。
私の大学時代の先輩に、新卒で入った会社でぬるま湯に浸かりまくった結果、40歳手前リストラされどこにも正社員転職できず、引きこもってしまった人がいるため、そういう人を一人でも少なくするため、サラリーマンが自分の身を守るために何が重要になるのか書いてみることにします。
会社での付き合いはほどほどに
サラリーマンは、まさにサバイバル(生き残り合戦)だと私は感じています。
いつ、今乗っている船が沈没するか、また「沈みそうなので今すぐ船から降りてくれ」と言われるか、わからないということです。
そんな時すべきなのは、「上司とのゴルフ」や「職場での大人数の飲み会」ではなく、「他の船に無事に乗り移るための方法を身に着ける」ことです。
つまり、いつ転職する事態になってもあわてないように、自らのキャリアを磨くことに時間やエネルギーのほとんどを費やすべきだということです。
会社での付き合いも毎回断るわけにも行きませんが、必要最低限にとどめ、自己投資に時間とお金をかけましょう。
まともな会社であれば、会社がピンチになったとしても、会社は依存体質の社員を残すことはなく、仕事面で戦力になる人材を残すと思います。
会社の外の人脈とのつながりを持つ
井の中の蛙にならないよう、会社の外の人脈とのつながりを持つのはとても大事です。
異業種交流会や勉強会など、気分転換にもなりますし、新たな気づきをもらえるというものです。
自分と同じ年代、同じようなキャリアを持っている人が、どのような会社で働いていて、どのぐらいの給与をもらっているのかなど生々しい情報も、それとなく知る機会も出てきます。
サラリーマンにとって、自分が定年までの間に手に入れることができる「障害獲得賃金」は最も大事な指標の一つだといえるので、お金のために転職を決意することは、誤った選択ではありません。
会社の外の人脈とのつながりを持ち、刺激をもらうこともモチベーション的に大事ですし、他人と自分を比べることで、自分が今後も今の会社にい続けるべきか、転職すべきなのかの判断材料を得ることができます。
必要に応じて転職することの重要性
「会社に依存した働き方」と対極にあるのが、「必要に応じて転職すること」です。
転職するということは、「働く場所を自らの意思で選び決定する行為」です。
転職と言うのは、受け身ではなく、能動的な行動なんですよね。
転職において大事なことは、
- 今よりも高い給料で雇ってもらえる会社に転職する
- やりたいことをやらせてもらえる職場に転職する
といったように、自分なりの目的をもって動き、選択肢の中からよりベターなモノを選ぶことだと思います。
一つの会社に依存した働き方は、将来が非常に見えづらく不安定な今の世の中にはとてもリスキーで危険な行為だと言わざるを得ません。
社会人経験3年未満の人であれば、第二新卒転職に強い転職エージェントを活用し、女性であれば、女性転職に強い転職エージェントを活用して、自分なりの目標をもって転職活動するのが望ましいでしょう。