結婚するのは転職前と転職後どっちがいいの?
実際のところ、「結婚前の転職」と「結婚後の転職」とでは、どちらが会社から採用されやすいのでしょうか。
特に20代半ばから後半にかけては、男性社員、女性社員の多くが、転職と結婚のタイミングが重なってくるため、その悩みに直面することになります。
ポイントは、「転職するのに有利なのはどちらなのか?」ということです。
1.結婚直後の女性の正社員転職は非常に難しいです
まず、結婚直後の女性の正社員転職は、非常に難しいことを知っておく必要があります。
正社員として採用してもすぐ妊娠して退職してしまうのではないかと、採用企業側に思われてしまうからです。
すぐ辞めてしまう可能性のある社員をわざわざ正社員雇用する会社などありません。
また辞めないにしても、産休や育休で休みに入ってしまう女性よりも、結婚の予定がなく、長期間バリバリ即戦力として働いてくれる女性を雇いたいと思うのが採用側に本音です。
結婚直後の女性の正社員転職は非常に難しいため、女性は結婚前に(独身のまま)転職活動するのがおすすめです。
※参照:女性が活用すべき女性の転職に強い転職エージェント「ベスト5」
2.結婚については触れず転職活動するが正解
「結婚直後の女性」や「結婚予定のある女性」は他人にはない特別な技術がない限り、再就職は難しいです。
そんなわけで、独身の状態で「結婚については触れず転職活動をする」というのが一番良いでしょう。
そして、転職して仕事にある程度慣れた後、1年ぐらい経過した位で会社に報告すれば良いです。
結婚予定などは極めてプライベートなことですし、「バカ正直」に内心で思っていることをわざわざ面接の場でいう必要などないです。
まともな会社であれば、セクハラ行為に最大限配慮しているため、面接の際に独身で予定がないということであれば、それ以上深く聞いてくることはないと思います。
ちなみに、転職後すぐに結婚するのは、「何で面接のときに言わなかった」と不信感を与えてしまう可能性も高く、嫉妬ややっかみから嫌がらせを受ける可能性もあるため、転職後1年程度間を開けた方が良いでしょう。
3.男性も転職後、仕事に慣れてから結婚するのが良いでしょう
男性の場合、女性の場合と異なり、結婚することで会社からの評価は上がります。
昔から「男は結婚して一人前」と思われているからです。
ただ、結婚した後すぐに転職してしまうのは、今いる会社への不義理と思われても仕方がありません。
男性も、転職前の会社ではなく、転職後の会社で結婚したほうが良いということです。
そして転職直後ではなく、仕事に慣れて、ある程度会社からの信頼を得られた後に結婚するのが良いでしょう。