就職活動失敗してもバイトはするな!
就活はとても大事です。
私自身、新卒での就職活動に失敗して、その後のリカバリーにかなり苦労しました。
就職活動で成功した人と失敗した人とでは、スタート地点がまるで違うんです。
それを肌で感じたので、「たかが就職活動失敗したぐらいで」など、私はとても言えません。
就活が成功するか失敗するかで、今後の社会人人生は大きく変わることも間違いないと思います。
なので、これから就活だって人は、「まだ就活は先だから」と油断をするのではなく、計画的にできるだけ早めに「就職活動の準備」を始めておくのが、賢い学生生活の進め方になります。
就活失敗しないためにも、学生生活は「社会人としての準備期間」に充てるべき
何のために大学(専門学校でも高校でも短大でもいいですが)に行くのかですが、「社会人としてどのような分野で仕事をするのかを考えて決めるため」だと私は確信しています。
つまり、学生生活の前半で、「働きたい職種や業種の方向性」を決め、「どのような会社に就職したいのか」を考え、内定をもらうために必要な準備をする期間に充てるべきだと思うのです。
サークル活動したりアルバイトしたりしてたら、就活時期になっちゃったって人は、あなたの就活は8割がた失敗だと覚悟しておいた方が良いでしょう。
そうならないためにも、数年後の就活に備えて、計画的な学生生活を送ってください。
就活成功は大企業の内定をもらうことではない
念のために言っておきますが、就活に成功するというのは、大手企業に就職することではありません。
ご存知の通り、大企業が経営不振に陥り、店舗閉鎖、リストラ(人員整理)、吸収合併されたというニュースは日常茶飯事です。
そんな不確実なものを勝ち取ることが成功なわけありません。
就活の成功とは、「自分が納得できる会社に就職すること」これだけです。
好きな会社で、好きな仕事に取り組むことほど、社会人として幸せなことはありません。
好きな仕事にのめりこむことで、そうでない人と比べて、成長のスピードも格段に違うでしょう。
そうなると、人材価値が上がりますので、万が一、その企業が倒産しても、どこでも転職することが可能なのです。
就活成功は、「大企業の内定をもらうこと」ではなく「自分が納得できる会社に就職すること」だということを覚えておいてください。
就活に失敗しても絶対にバイトはするな
就活成功の反対が生活失敗ですから、就活失敗とは「自分が納得できる会社から内定をもらえなかった」ことだと思う人も多いでしょう。
ただ納得できなかったとしても、サラリーマンとして生きていく以上、まずは何らかの会社に入社することが何よりも大事です。
就活に失敗したら誰でも落ち込む気持ちはわかりますが、やけくそになって、アルバイトしてなんとなくフリーターになることは絶対やってはいけません。
時間だけがあっという間に過ぎてしまいますし、社会のレールに復帰するのに恐ろしく時間がかかります。
引きこもるってしまうのはもっとダメです。
家族にも迷惑をかけますし、再度表に出るのに非常にエネルギーを要します。
つまり、本当の就活失敗とは、「途中で諦めること」そして「余計なブランクを作ること」なんですね。
※参考記事:20代であれば職歴がない既卒者であっても、正社員就職(転職)はまだ可能です。
まずは何としてでも、どこかの会社に正式な社員として潜り込むことが、大事になってきます。
サラリーマン人生は挽回が可能
最後になりましたが、サラリーマン人生は挽回が可能だということをお伝えしておこうと思います。
社会人にとってもっとも大事なのは、最終的には「自分の人材の価値」になってくるので、入社企業が意中の会社ではなかったとしても、そこでキャリアを積んで、人材の価値を高め、転職するときに、自分の意中の会社に応募すればいいのです。
スタート地点で転んで差をつけられても、10年後に笑っていればいいわけですからね。
確かにスタートダッシュで躓いたわけなので、挽回するのは険しい道ですが、不可能ではないということです。
就職活動失敗してもバイトに明け暮れて時間を無駄にしたり、引きこもって両親に心配をかけるようなことだけはしないでください。
本当に再起が難しくなります。